白髪染めアレルギーの美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）が、自分がアレルギーになった体験談と美容院のお客様のケースをお話します。かぶれとアレルギーは違います。白髪染めとアレルギーを理解して怖がらずに白髪染めをして下さい。アレルギーにならないおすすめの白髪染めも紹介します。
妊娠中は白髪染めしていいの？
妊娠中の白髪染め。オススメはしていません。。。
でも現実は、
妊娠中だからといって染めることを特に気にしないお客様が多い印象！
やっぱり見えると白髪は気になりますもんね。。。出産ギリギリに染めに来る方もいらしゃいます。
今回は、美容師の視点から「サロンワークで経験してきた妊娠中の白髪染め」のお話を参考までに！
セルフヘアカラーリストとして妊娠中のセルフケアアドバイスもしていきます。
妊娠中に美容院で白髪染めしたら何か問題あるの？
「赤ちゃんへの影響」が1番に心配ですよね！
お腹の子供に白髪染めの影響はありません。
「頭皮から薬が浸透して、血液に混ざるからお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性があるんじゃないのか？」なんて心配になりますよね。
毛穴を通ってお腹の赤ちゃんへ届くなんて事は医学的に今のところ根拠が無いそうです。
ヘナで染めると頭蓋骨が染まっているなんて噂もお客様から聞いたことあります。ウワサもこわいですね。。。
じゃあ白髪染めしても問題ないの？？
美容師目線で考えると
妊娠中は白髪染めはもちろんパーマ・カラーも「避けたほうがいい」のは事実だと思います！
なんで？？？
美容師視点の「妊娠中に白髪染めを避けたほうがよい３つの理由」
①不安定な体調
妊娠中は「頭皮が敏感な状態」
いつもと同じメーカーブランド同じ明るさ・色のカラー剤でも
白髪染めヘアカラーのトラブルを起こす可能性はあります。
染めている時のニオイや刺激で突然気分が悪くなり、途中で染めるのを中止するケースもありました。
②敏感な状態になる「髪・地肌」
妊娠中はホルモンバランスが変化するため、髪の毛・皮膚がとても過敏な状態です。
いつもは平気な薬を使用していても、ヒリヒリしたり、かぶれたりすることもあります。
（美容師も注意してカラー剤を調合しているので、怖がりすぎなくても大丈夫です）
③1時間はかならず必要
座りっぱなしでいる時間が長くなると腰痛など、妊婦さんの身体に負担がかかります。
背中にクッションをおいたり、シャンプー台で倒すときもゆ～～っくりしています！
とはいえど。。。白髪やプリン状態は気になりますもんね！
美容院で「妊娠中に白髪染めする場合に美容師パパが心がけていること」
美容師パパは妊婦さんと聞くと「気合」が入ります
①いつも以上に頭皮の刺激を減らす
妊娠中はいつも担当させてもらっているお客様（普段は使用しない）にも
顔周り・生え際をカバーするクリームとは別に「頭皮の保護クリーム」を使用してから染めさせてもらいます。
「何か体調がいつもと違うな？」と少しでも感じたら
赤ちゃんのためにも遠慮せず（保護クリームを～）とすぐ声をかけて下さい！
②なるべく短時間で終わるように
30週目からはお腹も辛いので、美容師パパはいつもより気持ちは2割増しのスピードになります。
③「ケアカラー」で生え際・産毛カバー
産前産後の髪質の変化に合わせて、トリートメントを混ぜた「ケアカラー」（特に生え際・産毛）を調合するようにしています。
いつも以上に薬が反応しすぎたり、髪が明るくなりすぎたりするケースもあります。
今は傷んでいない髪でも、いつも以上に注意してリスクカバーしています。
美容師パパの嫁が体験「妊娠中のヘアカラーほんとにあった怖い話」
美容師パパの嫁は28週以降から出産のため実家に帰りました。
出産後地元の美容院で染めたようですが、電話で聞くと不思議な事を言っていいました。
「染めたら髪が曲がっている！」
意味がわかりません、画像を送ってもらうと生え際の髪が数本束で折れています。
寝癖で曲がってしまった用な感じでしたが、濡らそうが乾かそうがその後切るまでずっとその状態でした。
本人は「産後で髪が弱っていたからね！」と気にしていない様子ですが。
もし美容師パパのお客様なら大問題です。何をやったらそうなるのか検討もつきません。（20年美容師をやっていてはじめて聞いた話です。まさか自分の嫁とは。。。）
産後は 生え際の髪が極端に薄くなるかたも多いです。
半年もすれば治りますが、その間前髪をつくってカバーしたりはよくあります。
妊娠中・特に産後の白髪染めは注意して下さい。
（根元近くから曲がっていたので、切るまでに一年ずっと曲がったままでした。。。。。。。嫁は「なんかおもしろいね」と曲がった髪を笑っていましたが。。。）
妊娠中に「セルフカラー」しても大丈夫？
美容師は美容院の中でしかお手伝いできず、妊娠中は頻繁には美容院に通えない方も多いのもよくわかります。
市販でセルフカラーするならどれならいいの？
ってめちゃ聞かれますが。。。正直に
産前産後はおすすめできません！（ヘアマニキュアやカラートリートメント、ヘナならセルフでもOK）
でも、わかっちゃいるけど白髪は気になるわけで
仕方ないから染めるしかない (´；ω；｀)
ダメとわかっていてもお母さんのストレスはお腹の赤ちゃんにも良くないし！！
そこで、美容師パパが開発しました（通販番組みたいな流れですが、、、）
市販のカラー剤でもできる「セルフケアカラー」
妊娠中のセルフカラー（1・2剤を混ぜるカラー剤）について
妊娠中は髪の状態が不安定な場合があるため、市販の白髪染め（1・2剤タイプ）の使用は普段では起こらないようなトラブルに繋がる場合があります。
- リタッチのみ・部分染めで短時間にする
など意識しておいてください。
（カラートリートメント・ヘアマニキュア・ヘナ等はセルフカラーでも影響は少ないと思います）
ワンプッシュタイプなどのトレーで混ぜる手間なしのもの（泡・ミルキー乳液も多くは1・2剤を混ぜるカラー剤です。
まとめ
妊娠中は白髪染めはおすすめしないと言いながら、髪が染めれずに白髪が気になるのもストレスになりますよね。。。
30週前は白髪染めをしておいても出産までには白髪が気になってしまう微妙な時期です。
妊娠中の白髪染めは
できるだけ最善を尽くして白髪を染めましょう！（ママが気持ちよく過ごせば赤ちゃんも嬉しいはず）
美容師さんに妊娠中であることを伝えるのって大切（言いにくいときは、「頭皮がしみるので、保護クリームをお願いします」と声かけてください！
美容師パパの嫁のような失敗例は稀なケースだとは思いますが、
妊娠中だけでなく、産後の白髪染めにも注意して下さい。
ホルモンバランスの変化が髪に影響し、髪質の変化が起きているのは本当です。
（本人は気付かない場合や、産後も変化しない場合ももちろんありますから、心配しすぎないで！）
妊娠中って、”美容院が苦手だけど仕方なく行く人”もいれば、逆に”行きたくても行けない事情がある人”もいます。
美容師パパがセルフ用に開発した「セルフケアカラーの使い方」も楽ちんなので参考にしてみてください。
ヘアカラートリートメントは
白髪が気になる出産前後は髪と頭皮に負担がかからないから自宅でも使えます。その後も赤ちゃんで手が離せず中々時間が取れない忙しい時期は、美容院にいくまで白髪部分のみヘアカラートリートメントで凌ぐのも選択肢の一つになります。
シャンプーは
普段自宅で気に入って使っているシャンプーが、髪と頭皮に優しいものならわざわざ変えなくても大丈夫！（なんとなく気になれば、産前産後だけでも変えてもOK）
あと、最後のアドバイスは。。。。
帰省して出産される場合は。。。
地元で初めて行く美容院なら、出産して半年は出産後であることを伝えたほうが安全です！
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