美容師パパの「ヘアカラートリートメント使い方講座」

 

ヘアカラートリートメントの使い方って「何が一番正解なのか」いまいち悩みませんか?
商品によって説明書に書いてあることって違いますもんね。

 

例えば。。。

  • シャンプーは前にする、後にする?
  • 時間は5分、1時間?
  • 染めた後にリンスはつける、つけない?

 

 

せっかく買ったヘアカラートリートメントでも一度染めてダメだと

 

あれ?全然染まらない?? 私には合わないのかな???

 

って諦めたくなるのもわかります。

 

 

そこで今回は、これさえ読めばもう迷わない!全てのヘアカラートリートメントの使い方をまとめました。

 

 

美容師パパ目次

ヘアカラートリートメントはシャンプーが必要?

 

ヘアカラートリートメントは髪の汚れ(整髪料や頭皮の脂)が染める邪魔をします。

 

1番ベストなのはシャンプーしてから8時間以内に染めること

 

 

 

根元の白髪のリタッチは特に注意です。

 

頭皮の脂がバリアになって染まりが弱くなります。

 

 

 

 

 

 

ヘアカラートリートメントを塗った後はシャンプーするのか?トリートメントなんだから必要ないのか?迷いませんか。(美容師パパは?になりました)

 


 

 

 

 

染めた後シャンプーしないと気持ちが悪い気もします。。。


 

 

 

 

これはどちらでも大丈夫です。

 

染めた後が気持ち悪ければシャンプーしても良いですし、そのままお湯でしっかり流すだけでも十分色は落とせます。

 

説明書にシャンプーは必要ありませんと書いてあっても心配いりません!

 


 

 

 

  • 結論

 

 

シャンプーは染める前に必要、染めた後のシャンプーはお好みで。

ヘアカラートリートメントってリンスが必要?

 

ヘアカラートリートメントが染まるイメージ

 

 

ヘアカラートリートメントは髪の傷んでいるところ、マイナスに帯電しているところにくっつきます。

 

 

 

 

濡れた髪やシャンプーした髪はマイナスに帯電しやすく、プラスに帯電して打ち消すのは、リンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラートリートメントです。

 

 

 

 

つまりリンスと同じ働きをヘアカラートリートメントはしているので使う必要がないという考えが多いですね。

 

 

 

ヘアカラートリートメントをしたらリンスはいりません?

 

 

 

  • ところがPOLAさんの説明書を見てびっくり!

 

POLAグローイングショットの色落ち

 

 

 

美容師パパ汗

併用すると色落ちするの???

 

 

 

 

 

  • 他の商品は

 

お好みでどちらでも

髪萌カラートリートメントにリンスの説明

 

 

必要なし

ラサーナカラートリートメントにリンスの説明

 

 

トリートメントで整える

ルプルプカラートリートメントにリンスの説明

 

 

普段通りにシャンプートリートメント

利尻カラートリートメントにリンスの説明

 

 

 

 

併用すると色落ちすると書いてあるのはPOLA だけです。
なのでこれは特殊な成分でも配合されているかと調べてみてきになったので。。。

 

 

 

 

 

polaお客様相談室に電話をして聞いてみました

 

 

 

 

 

 

すみません、グローイングショットカラートリートメントについてお聞きしたいのですが

 

説明書に「コンディショナーで色落ちすることがあります」と書いてありますが他のメーカーの商品では併用も可能なものも多いです。

 

何か特別にコンディショナーと混ぜてはいけない成分があるのでしょうか?

 


 

 

御電話ありがとうございます。

 

こちらはヘアカラートリートメントという商品ですのでシャンプーの後にお使いいただいたら、リンス等は不要になります。

 


 

 

 

 

 

 

当方、美容師なのですが専門的な成分に問題があれば教えてください。

 

ヘアカラートリートメントに含まれるHC染料と塩基性の配合バランスが色落ちに関係していますか?

 

 


 

 

 

こちらの商品はヘアカラートリートメントなので美容院で普通に染める白髪染めとは違います。こちらの商品はヘアカラートリートメントになりますので、、、リンスは不要になります。

 


 

 

 

 

????

 

失礼しました。専門的なお話になってしまったので改めます。ありがとうございました。

 

 


 

 

美容師パパの解説

専門的な内容になりすぎたのか、お話が通じませんでした(逆に御迷惑をおかけした電話になってしまった気がして、申し訳なく思っています)

 

美容師パパの推測

 

現段階の推測ですが、リンス等に含まれるプラスイオンの界面活性剤に若干の洗浄力があるためもしもの色落ちを懸念しての説明書の表記かと思います。(少しのリスクでも表記する事には信頼が持てますね)
また詳しい情報がわかり次第まとめます。

 

 

 

 

それもふまえてリンスは必要か

  • 結論

 

 

やっぱりお好みで!

 

 

 

 

 

美容師パパの場合はヘアカラートリートメントのあとにトリートメントをつけてさらに指通りをよくします

 

その場合は特に念入りに流して下さい。リンスやトリートメントが浸透する際に色落ちの可能性もあります。(ほとんど気にしなくて良いレベルですが。。。)

ヘアカラートリートメントはどこで塗る?

 

美容師パパは、ヘアカラートリートメントは大きく分けて2つのコンセプトに基づいて作られていると考えています。

 

 

 

 

傷まない白髪染めとして染める薬

 

乾いた髪に塗るタイプに多いです。

 

お部屋で塗ります

 

 

 

 

 

シャンプー後のトリートメントとして染める薬

 

濡れた髪に塗るタイプに多いです。

 

お風呂で塗ります

 

 

 

美容師パパ

説明書には各メーカー色々と書いているとは思いますが、気にせずにどちらの使い方も可能です!!

 

気に入った商品をお部屋でお風呂で、自分の都合に合わせて使用しても大丈夫ですよ!

 

気をつけるのは色選びです。自分に合っていなければどこで染めてもうまくいきません。

 

 

 

 

  • 結論

 

好きなところ(場所)で染めるべし

ヘアカラートリートメントって白髪染め?トリートメント?

 

 

ヘアカラートリートメントの配合成分で考えた場合どちらも正解です。
ヘアカラートリートメントって白髪染め?トリートメント?とはじめはよくわかりませんでした。

 

  • 傷まない白髪染めと考えれば白髪染めです。

 

 

  • シャンプー後のトリートメントとして考えればトリートメントです。

 

 

 

 

でも

 

 

 

 

美容師パパは「傷まない自宅で使いやすい白髪染め」と考えています。

 

 

 

 

理由は

どちらにしても白髪に色が染まるから白髪染めです

シャンプーの後に使うトリートメントと考えると、

 

適当に塗ると指通りはよくなっても「根元の白髪は染まらない

 

 

白髪染めと考えると、

 

「白髪が染まるのに傷まずに髪がサラサラになる

 

 

白髪染めしようと考えて染まるのは普通ですが、トリートメントしようと考えて染まって欲しくない時もありますよね。

 

 

 

  • 結論

 

白髪染め(美容師パパ談)

ヘアカラートリートメントの色の選び方ってどうしてる?

 

 

「ダークブラウン」といっても明るさはかなり違います。
選んでいる色がすでに間違っていれば、何分おいてもしっかり塗っても染まりません。

 

美容師パパは色を染めて確認します

 

プロの美容師は新商品は必ず白い毛に染めて色の確認をしています。
なぜならパンフレットやホームページの画像では
肉眼と違って見える、実際の染まりは色が違う事を経験で知っているからです。

 

 

 

美容師パパ

美容師が体験してわかった「失敗する選び方」

 

もしも美容院だった場合~失敗の原因その1~

 

 

友達の~さんの色がキレイだから同じ色にして下さい!


 

 

わかりました!
~さんとまったく同じ色で染めましょう!

 

 

 

 

全然~さんの色と違う。。。

 

私は染まりにくい髪質だから?

 


 

 

違います!

 

白髪の量・場所・黒髪の明るさが~さんと違うからなんです。

 

(キューティクルを開かないので実は染まりやすさは関係ないんです)

 


 

 

もしも美容院だった場合~失敗の原因その2~

 

 

A社のダークブラウンがキレイだったけど。。ちょっと気分を変えたいかな


 

わかりました!
今日はB社のダークブラウンにしてみましょう!

 

 

 

 

 

全然明るくて染まっていない。。。

 

B社は染まりが悪いの?

 


 

違います!

 

選んだ美容師が毛束を染めて色を確認していないからなんです。

 

B社ならモカブラウンを選ぶのが正解

 


 

美容師は実際に白髪に染めて確認しています

ヘアカラートリートメント色の違い

ヘアカラートリートメント色比較

上の毛束は全てダークブラウンです。

(画像以上に肉眼では 色味 明るさ 鮮やかさがはっきり違って見えます)

 

ダークブラウンなのに実は暗く染まらない商品があるのは
美容師じゃないとわかりません
「このメーカーは全然染まらない!!!!」失敗してしまいます。
(1回目で失敗すると残り全部無駄になってしまうので。。。損した気持ちになりますよね)

 

 

美容師パパが比較「メーカー別ダークブラウンの色味」

 

美容師パパの「白髪染めの色の選び方」

 

 

  • 結論

 

名前じゃなくて染めた色を確認すべし

ヘアカラートリートメントの塗り方って難しい?

 

ヘアカラートリートメントを自分でしっかり塗るにはコツが必要です。
根元の白髪に薬がたくさん付いているようで、ほとんどついていない場合が多いですね。

 

  • トリートメントっていうからシャンプーの後にパッとつけて時間をおいたのに全然染まらない?
  •  

  • 毛先はサラサラになったけど根元の白髪がキラキラする?

 

 

  • 美容師は自宅でも上手く染められるのか?

 

美容師パパは「お風呂場で30分」根元からしっかり染まりました。

 

 

  • 美容師だから慣れているのではないか?

 

もしかしたらそうかもしれません!

 

 

 

こんな感じで塗ってます

 

 

 

 

生えてきた根元の白髪にたっぷりと塗るべし

 

白髪染め体験の塗り方

 

お風呂編で ペタッ とつけているのはこれです。

 

パックするようなイメージでぺたっといってください!(塗ろう塗ろうとすると圧力がかかります。)

 


 

 

 

 

 

クシをしっかりと通しすぎないこと

 

 

白髪染め体験の塗り方のクシ使い方

 

何度もとかすことで全体になじんでいきますが、、、 ぺたっ っとつけた薬がとれてしまいます

 

ぺたっとつけた薬を根元からとかさないように、根元の少し上をイメージしてください。

 

 


 

 

 

 

 

毛先・全体になじませる時は手でもみこむべし

 

白髪染め体験のもみこみ

 

これをクシでとかすだけでは塗りムラができやすそうです。

 

おすすめは もみもみ です。(お風呂編でももみもみしています。)

 

 


 

 

 

 

30分は最低でもおくべし

 

白髪染め体験の放置時間のお風呂

 

季節、室温でも変わりますので30分以上おいたほうが確実です。(白髪染めシャンプー・トリートメントなら長い時間でもジアミンのかぶれやアルカリによる頭皮の負担はありません!

 

 

 


 

 

 

 

根元にペタッ、毛先には薄くのばす気持ちで塗ってみてください。

 


 

 

美容師パパの「襟足の白髪染めをお風呂でキレイに塗る方法」

 

白髪が染まらない?美容師パパの「白髪染め6つの注意点」

 

 

 

  • 結論

 

白髪に薬が塗れていないかも

ヘアカラートリートメントって何分おくのが正解?

 

 

 

ヘアカラートリートメントは各メーカーごとに使い方が微妙に違います。

美容師パパの専門的なおはなし

ヘアカラートリートメントは塩基性染料とHC染料を主成分としている製品です。
塩基性染料は分子量が大きく内部まで浸透しにくいためキューティクルとコルテックスの少し内部のケラチンタンパクに染着します。
HC染料はイオン結合せず分子量も小さいため、内部まで浸透しますがその分褪色しやすくなります。
各メーカーこの2つの配合バランス+基材+安定剤で製造されているため、自社の性能を最大限発揮できる放置時間の設定をしています。

 

 

 

簡単におはなしすると。。。

 

 

  • これはルプルプの説明書です

20~30分置く と書いてありますね

 

ルプルプ説明書

 

  • 髪萌の説明書は

通常は10~15分 しっかりは約20~30分室温25℃とあります

 

髪萌カラートリートメント説明書

 

  • 利尻の説明書はなんと

長めに置くと仕上がりがキレイ!30分~1時間を目安に!

 

利尻カラートリートメント説明書

 

 

 

 

どのメーカーも30分おけば間違いなしです

 


 

 

 

  • 結論

 

はじめの3回は30分おくべし

ヘアカラートリートメントって真っ黒に染まる?

 

普通の白髪染めと比べてヘアカラートリートメントは表面で発色します。

 

それが普通の白髪染めに比べて染まりが弱く感じる理由です。

 

1回で普通の白髪染めのように暗く染まらないんです

ヘアカラートリートメントの説明書には
毛髪(白髪・黒髪・ヘアカラー済の髪)を完全に染めることはできませんと書いてあります。

 

 

ヘアカラートリートメントの説明書

 

ヘアカラートリートメントの説明書

 

 

えーーーっ 染まらないの?と驚いてしまいますが。。。

 

 

 

通常の白髪染めは永久染毛剤 ヘアカラートリートメントやヘアマニキュアは半永久染毛剤という分類になるので

 

普通の白髪染めのほうがしっかり染まるよ!普通の白髪染めではありませんよー!という説明です。

 

美容師パパの専門的なおはなし

ヘアカラートリートメントは毎日繰り返し使うことによって、徐々に染まるように処方されています。ダメージしていない新生部の白髪も染まるように塩基性よりもHC染料の配合が多めのバランスになっていることがあります。
ヘアカラートリートメントは研究により高機能化が進んでいるため、染料をできるだけ毛髪内部まで届ける浸透性、内部に浸透した染料が流出しにくいようにする染着性は新商品ほど向上してきています。

 

 

簡単におはなしすると。。。

 

 

 

はじめは3回連続で染めるとしっかりと染まりやすい

 


 

 

  • 結論

 

普通の白髪染めほど染まらない

まとめ

 

まとめます。

 

 

色んなタイプの使い方があるヘアカラートリートメントですが、色の確認さえ間違わなければ大丈夫です。好きな使い方で自分流にアレンジして使ってみて下さい。

 

  • シャンプーが必要?

シャンプーは染める前に必要、染めた後のシャンプーはお好みで。

 

  • リンスが必要?

やっぱりお好みで!

 

  • どこで塗る?

好きなところ(場所)で染めるべし




  • 白髪染め?トリートメント?


白髪染め(美容師パパ談)

 

  • 色の選び方ってどうしてる?

名前じゃなくて染めた色を確認すべし

 

  • 塗り方って難しい?

白髪に薬が塗れていないかも

 

 

  • 何分おくのが正解?

はじめの3回は30分おくべし

 

  • 真っ黒に染まる?

普通の白髪染めほど染まらない

 

 

 

 

 

 

せるふトワトリートメント


せるふトワ説明


美容師パパの解説
 

美容師パパが開発!


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(せるふトワ)


市販のカラー剤が。。。


「サロンカラー」に

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