「おしゃれ染め」と「白髪染め」迷った時の選び方・頼み方

 

  • もうおしゃれ染めでは無理でしょう?
  • そろそろ白髪染めにしないと。

 

 

美容師パパの解説

 

美容院でカラーをするとき

 

「おしゃれ染め・白髪染め」どちらでお願いしたらよいか?悩むこともありますよね!

 

じつは、、、

 

美容師同士ではあまり「おしゃれ染め」と言わない事が多いです。

 

(美容師パパがおしゃれ染めとあえて言う時は「白髪染めではない」事を意味して使っています。)

 

 

美容師パパの解説

 

セルフカラーで市販の白髪染めを選ぶとき

 

  • 白髪が少ないけど、白髪染めを選んだほうがいい?
  • おしゃれ染めだと、白髪が染まるのかな

 

パッケージを見ただけだと、おしゃれ染め?白髪染め??わかりにくい事もありますよね、、、
(同じブランドのラインナップに、どちらもあると更にわかりにくいです)

 

 

 

間違えやすい「おしゃれ染めと白髪染め」の頼み方・選び方を、美容師の視点からわかりやすく解説していきます。

 

 

 

美容師パパ目次

 

美容院で「もうおしゃれ染めでは無理?」と相談されたお話

 

ロングヘアの女性

40代後半女性。30代後半から急に白髪が増えたようです。おしゃれ染めで明るめに染めています。髪はロングスタイル、髪の傷みもなくキレイな髪質です。

 

 

 

 

明るめにしてるから白髪はわからないけど、もうおしゃれ染めでは無理なら言ってね!!

 

白髪染めに変えないと行けない時がそのうちくるわよね。。。

 


 

 

 

 

 

白髪染めでも明るくできますよ!

 

薬の調合で白髪を暗くしながら、黒髪を明るくできるので、暗くではなくて色を濃くキレイに染めましょう。暗くしすぎなければ伸びた時に違和感も感じないので心配いりません。

 


 

 

 

 

 

そうなの?

 

白髪染めは暗くなっちゃうと思ってた!

 

じゃあ最近は白髪染め・おしゃれ染めって言わないの??

 


 

 

 

 

白髪染めって言葉は今も使っています。おしゃれ染めは今は当たり前の時代になったので、普通に「染め」とか「カラーリング」って表現することが多いかも。

 

 

美容院では「おしゃれ染め」「白髪染め」と頼まなくても大丈夫!

 

 

@白髪は無視して明るく染めたい?

 

A白髪と黒髪を同じぐらいの明るさに染めたいか?

 

B暗くて良いからできるだけ白髪をしっかり染めたい?

 

美容院で頼む時は、この中から近いニュアンスを伝えてください!

 


 

美容師同士の裏話

 

 

おしゃれ染めか白髪染めか伝えなくていよい理由

 

美容院ではおしゃれ染めと白髪染めを髪質にあわせて調合しているから

 

要望と髪の状態に合わせて、おしゃれ染めに白髪染めを混ぜたり、白髪染めにおしゃれ染めをまぜたり、お客様の白髪・黒髪・髪質に合わせてオリジナルに調合しています。

 

 

美容師同士で「おしゃれ染め」というとき

 

白髪は染まらないよね?の確認

 

「白髪が染まる明度彩度の確認のとき」

 

その調合は白髪対応している?=おしゃれ染め?(白髪は染まらない?の意味)で使っています。(昭和生まれ限定で、平成生まれの美容師には伝わらないかも??、))

 

 

セルフカラーで「おしゃれ染め」「白髪染め」の選び方

 

はじめに「おしゃれ染め」を使用していて

 

 

 

白髪が気になるから白髪染めに変更する

 

 

でも暗くしたいわけじゃない

 

 

何を選んだら良い??


 

 

 

おしゃれ染めから白髪染めに切り替えた時の違和感を避けるには

 

明るめの白髪染めを選ぶのがポイント。

 

 

でも、市販の明るめの白髪染めは

  • 根本の白髪はうっすら染まっても、黒髪は明るくならない
  • 黒髪は明るくなったけど、白髪はほとんど染まらない

 

のどちらかになりがち、、、

 

美容師パパの解説

セルフカラーで市販の明るい白髪染め選ぶ2つのポイントを、「サイオス」と「シエロ」から具体的に考えていきましょう!

 

 

 

 

「全体が明るく染まれば、白髪はなんとなくなじめばOK!!」な人

 

美容院で「まだ白髪染めしなくていいよ!」という時の美容師の考え方に近いかもしれません。

 

 

美容師パパの解説

サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー N01 ルーセントベージュを見てみましょう。

 

 

 

白髪に染めた色は「かなり透明感があって薄い発色」ですね。

 

サイオス カラージェニック N01 ルーセントベージュと白髪の色の比較

 

次に

 

黒髪に染めてみると、、、かなり明るい!!

 

サイオス カラージェニック N01 ルーセントベージュと黒髪+白髪10%の色の比較

 

 

 

サイオスカラージェニックやクレオディーテは「おしゃれ染めに近い」黒髪重視タイプ!

 

黒髪を明るくしたい人はこのタイプの白髪染めを選びましょう!

 

 

自分の髪の白髪がこの色に染まった!と想像してみてください。

 

 

 

部分的に白髪が固まっていたり、目立つ部分の白髪のカバーには向いていません。(白髪は薄っすらとしか染まりません)

 

 


 

 

 

「その1本が均等に染まっていないのが嫌なのよーーー」って人

 

美容院で「まだ白髪染めしなくていいよ!」といわれて、、、

 

全体が明るく染まっても「その1本が均等に染まっていないのが嫌なのよーーー」という場合は、できるだけ明るくしながら白髪も染める考え方をします。

 

 

美容師パパの解説

シエロ デザイニングカラー  アールグレイベージュを見ていきましょう。

 

 

 

白髪に染めた色は「明るめでも白髪の透明感を抑えた発色」ですね。

 

シエロデザイニングカラー ベージュの色の比較

 

 

次に

 

黒髪に染めてみると、、、ちょっと明るい!!

 

 

シエロデザイニングカラー ベージュの色の比較

 

 

 

 

 

シエロデザイニングカラーは明るい白髪染めの中でも「白髪も黒髪も近い明るさ」白髪重視タイプ!

 

白髪をしっかり染めたいけど明るくしたい人は、まずはこのタイプから始めましょう!

 

自分の髪の白髪がこの色に染まった!と想像してみてください。

 

 

黒髪が多いと暗めに染まったと感じやすいです。

 


 

 

 

もっと詳しくはこちらから

美容師パパの「明るく染める白髪染め講座」

 

 

 

白髪染め〜おしゃれ染め時代の変化(明治・大正・昭和・平成・令和)


おしゃれ染めと白髪染めは
時代と流行も呼び方に関係しているようです。
(美容師パパはチャパツ・おしゃれ染め世代です。)


おしゃれ染めと白髪染めの違いは簡単に考えると
髪を明るくしたい時はおしゃれ染め・白髪を暗くしたいときは白髪染めです。

美容師は白髪が染まるか染まらないかで呼び分けていますが、今も使う人が多い言葉には理由があります。

カラーリングの初まりは白髪染め

白髪染めの歴史は古くて、紀元前、日本では平家物語に記述があります。

昔の白髪染め

参照:Vol.34 木野 光比己さんの『ホーユー資料館』


日本では明治38年の二羽カラス
水に溶いて使うので染まるまでに6・7時間はかかったようです。



昔の白髪染め

美容師になりたての頃、お婆ちゃんから聞いた大正10年発売「元禄染め」です。
粉を水で溶いてから過酸化水素と混ぜるので20分で染まるようになり今のヘアカラーの原型です。



昭和32年に「ビゲン」が発売
ここまでは真っ黒しか染まらなかったのが、黒〜濃い栗色まで3色に増えました。「パオン」も同じタイプです。


白髪染めの歴史
  • 1883年にフランスではじめて開発。日本では1907年(明治40年)
  • 1909年(明治38年)現ホーユー株式会社「二羽からす」
  • 1921年(大正10年)「元禄」がロングセラー3
  • 1957年(昭和32年)「ビゲン」が発売


おしゃれ染めは昭和から

白髪染めのあと昭和30年に開発されました。

昭和のおしゃれ染め

昭和40年におしゃれ染めが流行しました。この時にブリーチやヘアマニキュアの開発が始まっています。
(オロナミンCやチョコボール、エレキギター、加山雄三の「君といつまでも}がヒットもこの時期です。)


昭和のおしゃれ染め

昭和60年にヘアマニキュア・酸性カラーが流行しました。この頃はまだ明るい髪をチャパツとよんでいて目立つぐらいでした。


平成のおしゃれ染め

そして平成に入りヘアカラーブーム到来です。色々な髪色が認知され職業にも髪の明るさに基準が作られていきました。(アムラーシノラーもこの時期です)


おしゃれ染めの歴史
  • 1955年(昭和30年)に開発されています。
  • 1965年(昭和40年)におしゃれ染めが流行(ブリーチ、ヘアマニキュアも開発)
  • 1985年(昭和60年)ヘアマニキュア・酸性カラーが流行 明るい髪を茶髪
  • 1990年(平成2年)ヘアカラーブーム(ハイトーンカラー)

おしゃれ染めの流行とヘアカラーブーム

1965年(昭和40年)におしゃれ染めが流行



1990年(平成2年)ヘアカラーブーム



 


これは時代で言い方が違うだけで「おしゃれ染め」も「ヘアカラー」も明るく染める意味では同じです。

(ニュアンスではハイトーンの時代背景の影響で、ヘアカラーはおしゃれ染めよりも”もっと明るい”イメージを持つ人もいるかも?)


つまり昭和40年(1965年)と平成2年(1990年)の25年間はずっとおしゃれ染めと呼ばれているということです。(もちろん今でも昭和生まれの中では「おしゃれ染め」は公用語のように使われています。)





つまり



おしゃれ染め = 白髪染め以外の髪を明るく染めるカラー = ヘアカラー ということです



まとめ

 

まとめます。

 

 

美容院で「おしゃれ染めか白髪染めか迷った時の頼み方」を美容師の視点からご紹介しました。

 

「おしゃれ染めとあえて言わなくてもいいですよ。」とはいっても、色々な美容師がいますので「白髪染めって言われなかったので白髪は染まっていません!」なんて言われても腹が立ちますよね、、、、

 

 

@白髪は無視して明るく染めたい?

 

A白髪と黒髪を同じぐらいの明るさに染めたいか?

 

B暗くて良いからできるだけ白髪をしっかり染めたい?

 

 

スマートフォンを触る指

 

@ABにさらに雑誌の切り抜きやネット画像などでイメージを伝えてもらえば大丈夫です。

 

 

 

次に

 

セルフカラーで「おしゃれ染めか白髪染めか迷った時の選び方」を解説しました。

 

 

一番はじめは「明るめの白髪染め」を選ぶ事でおしゃれ染めから白髪染めへスムーズに切り替える方法。

 

 

 

その中でも

 

@「全体が明るく染まれば、白髪はなんとなくなじめばOK!!」な黒髪重視タイプ

 

A「その1本が均等に染まっていないのが嫌なのよーーー」な白髪重視タイプ

 

選ぶ白髪染めを変えるポイントを市販の白髪染めの色を確認しながら解説しました。

 

 

 

 

 

 

おしゃれ染めと白髪染めで迷ったら、

 

 

白髪をどうしたいのか?(ぼかす?しっかり?)考えてみてください。