一番明るい白髪染めは 単純に明るい色の商品を選ぶだけじゃダメ なんです。
「明るく染まる白髪染め」は多くのメーカーが発売しています。「一番明るい白髪染め」って言葉のマジックで、「カラー剤自体が一番明るい色」の商品と「染めた時の髪色が一番明るくなる」商品は違います。。。
そこで美容師パパmediaでは、2024年に販売している市販・通販・ドラッグストアの白髪染めを可能なかぎりすべて、「国家資格を保持する美容師」が染めて調べました。美容師歴20年以上にわたる「サロンワークの白髪染め経験」に基づいた専門的視点を「おすすめの根拠」としています。自分だけの「いちばん明るい」白髪染めと出会う参考にしていただければうれしいです。
一番明るい白髪染めを使えば、白髪も黒髪も どっちも 同じぐらいに明るく染まる の?
明るめタイプの白髪染めのパッケージを見ると、、、
”白髪も黒髪も、どちらもキレイに輝く髪に!!”
とか
”ちらっと白髪を明るく染めて、おしゃれ染め感覚の白髪染め!”
など
明るい白髪染めの中でも キャッチフレーズは2タイプ あります。
初めて選ぶときに失敗しない方法は
「自分の髪は。。。どちらのタイプか決めてからカラー剤を選ぶ」こと!
(セルフカラーで白髪も黒髪もしっかり明るく染めるには、自分の髪質も覚えるのが近道です)
明るめタイプって何?
ロレアルとかウエラとか白髪染めのブランドなら なんでもいちばん明るい色を選べば良い のかな?
白髪染めって ブランドごとに特徴 があります。
特徴っていうのは、色・明るさのラインナップに得意な分野、独自の強み、の違い。です。
比べて見ると、、、
サイオスは 明るめのラインナップが豊富 です。
サロンドプロは 暗めのラインナップが得意 なことがわかると思います。
(もちろんサロンドプロ無香料ヘアカラーをどうしても使用したい場合は1番明るい①でも明るく染まります。)
基本的には、明るい白髪染めは「明るめの色と明るさのバリエーションが豊富なブランドから選ぶ」こと。
そのほうが、カラーチェンジや微妙な「後少しだけ変えたい気持ち」に同じブランドの番号違いでチャレンジしやすいことも利点です。
で、結局、どれが一番いいの??
今回は具体的に10パターンから解説します。
少ない白髪をしっかり染めると暗めになってしまう失敗の経験ってありますよね。。。
美容師に「白髪少ないからまだ白髪染めじゃなくていいよ-」って言われた場合でかんがえると。。。
「全体が明るく染まれば、白髪はなんとなく馴染めばOK!!」な人にはサイオスカラージェニックです。
白髪に馴染みやすい色と濃さから選んだおしゃれ染めって感じですね。
ナチュラル・ピンク・ベージュ・アッシュ・マットの5色構成です。
チラッと白髪が気になりはじめた方のために、プロのスタイリストが開発・テストしたサロン品質のヘアカラーです。
特徴は、全体染めのしやすいミルキータイプ、1・2剤=1:2のバランスで
かなり明るく染まるのですが、黒髪を明るく鮮やかに染めることを最優先にしています。
黒髪を明るくする力は、色味によってはクレオディーテより上な印象です。
容量は1剤・2剤合わせて150グラムでやや多め。
明るく染める白髪染めとしながらも、黒髪の明るさを重視したバランスなので、白髪の多い人には全然染まらないと感じやすい傾向があると思います。
白髪が多い場合、明るめの白髪染めで染めると白髪がキラキラする失敗の経験ってありますよね。。。
美容師に「白髪少ないからまだ白髪染めじゃなくていいよ-」って言われた場合でかんがえると。。。
「その1本が均等に染まっていないのが嫌なのよーーー」って人には、シエロデザイニングカラーです。
ナチュラル・ピンク・イエロー・アッシュの構成です。
染めた髪色、ツヤめく。輝く カラーで髪をデザインするをコンセプトに
自分のカラーを楽しみたい大人たちへ、黒髪も気になるちらほら白髪もキレイに染まる明るめの白髪染めです。
特徴は、全体染めのエマルジョンタイプ、1・2剤=1:3のバランスで
かなり明るく染まるのだろうと思わせながら、白髪と黒髪を均等に染めて鮮やかな発色を最優先にしています。
色の明るさは 明るめ・より明るめの2段階のみでクレオディーテほどの明るさの差がありません。
ウエラ・LOREALの黒髪を明るくする力と鮮やかさが増した印象です。
容量は少なめの1剤・2剤合わせて128グラム。これはショートなら一箱でも十分な分量になります。
明るく染める白髪染めとしながらも、あくまで白髪が染まる範囲でを重視したバランスなので、黒髪の多い人には暗めに感じやすい傾向があると思います。
色に番号がなく、カラーのネーミングで自由に髪色を選べて綺麗な発色
明るく・暗くではなく深く白髪もカバーしたい人にはぴったりです。
ピンク・ウォーム・ナチュラル・マット・クールの5色構成です。
ブローネの明るめの白髪染めです。
ちょっとくらい白髪があっても、、、明るい髪色で新しい私、楽しもう。をキャッチフレーズに
「明るい色でも白髪も黒髪もバランスよく染まる」
今はどのブランドでもこう書いてありますよね、、、
(ちなみにブローネシャイニングでは
「明るい色でも白髪が染まる 輝く髪色楽しめる」がコンセプト。)
過去の白髪染めで、
「明るくならない!白髪もすぐ色落ちしちゃう!!」なんて経験をしたひとも多いハズ!
(均一に白髪と黒髪を同じ色明るさにするのは美容師も腕の見せ所、難しい)
そこで「髪色シミュレーション」の出番です。スマホでかんたんに染め上がりのイメージを確認できます。(ドラッグストア内で調べるのはちょっと恥ずかしいけど)
「染める前の髪の明るさ」で髪色って全然イメージは変わります!!!!
「パッケージの髪色」と「髪色シミュレーションモデルの髪色」を見てもらうと、同じ番号の薬で染めているのに髪色全然違って見えます。
そもそも「パケ買いしてもその色にはなりませんよ」感はメーカーさんもご存知ってことですね。。。(パッケージはあくまで雰囲気)
パケモデル=白髪多い/かなり明るい髪に使用
シミュレーションモデル=白髪少ない/ほぼ黒髪に使用
って感じです。
白髪が多い人は特に
実際に自分の髪色をシミュレーションして、白髪と黒髪の染まりをイメージしてからが安心です。
ルミエストは、白髪をしっかりカバーせずに、できるだけ明るい髪の状態にカラーバリエーションを表現する白髪染め。
も選択肢に入るかと思います。(好きな色味があるかないかも大切)
ルミエストの明るめを選んでも、明るくならない事(パッケージにも注意書き)
髪色シミュレーションで明るくなったから、明るくなるとおもって染めたら
「根元だけ明るくなっちゃった。。。」
こんな口コミが増えそうな、心配性の美容師パパ。
ARが今後、さらにパーソナライズされて、自分の髪質も染める前の髪の状態も加味されたらカンペキです!
ピンク系・ブラウン系・アッシュ系の3色構成です。
”白髪があっても好きな色が楽しめる”のキャッチコピー
クレオディーテは明るめの白髪染めが得意なブランド。
その中でも”クリアリーカラー”は
clearly=はっきりと 明るく 明瞭に 明らかに って意味ですが。。。
色がはっきり!ってよりも”シアーな透明感”
「すりガラスの向こう側に感じる透き通ったツヤ感」みたいなイメージをするのが近いかも!!(美容師パパ談)
第3世代の白髪染めとして、明るめの白髪染めの先駆者がクレオでしたが、類似ブランドが増える中
明るいカラーを”継続”するためには、ダメージへの配慮が不可欠。
市販のカラー剤は、アフタートリートメントだけではケアが不十分。。。
(ロレアルさんもリニューアル前はプレトリートメントがあったのですが、なくなってしまい悲しんでいたところにクレオから再来してくれました)
市販では必要性が伝わらず、あまり人気のでないプレトリートメントですが、とーっても大切。
企業として”継続”への配慮があるのは美容師として嬉しい限りです。m(_ _)m
白髪のカバーを考えると、ナチュラル系ではブラウン(茶色)中心のブランドが多いですが
透明感を求めるために”くすんだベージュ(シアーベージュのネーミング)”を一番明るいブラウンとしています。
そこで!!
誰もが気になるのは「透明感は私の髪でも出るのか?」
パッケージモデルさんの髪色に近づけるためには
「すでに明るい髪に塗る」ことが最大のポイントです。(かなり染まりやすい人なら黒髪からでも可能かも??)
透明感もでない・白髪も染まらない・黒髪も明るくならない
なんて口コミが増えることが、目に浮かびます。(T_T)
白髪が多めの人はしっかり染まらないことがあります(※画像はイメージ表現です)
の注意書きがありますが
白髪があってもなくても、茶髪(チャパツ)に染めないと白髪は目立ちます。。。
透明感を出すには黒髪を明るくする必要あり!!!!!!!!!!
先に明るく染めるなら
も選択肢になるかと思います(はじめに色が強いと暗く見えやすいから)
黒髪を明るくすることがメイン
透明感を出すことがメイン
トレンドの変化はありますが
どちらが良い悪いでなく、目的に合わせて選択するのがセルフカラー上級者への近道です。
「白髪をしっかり染める」というよりは。。。
明るくしたら、白髪ってわかりにくいよね
から、もう一歩進んで
おしゃれ染めの透明感に白髪も利用しちゃおう!
って振り切ったヘアカラー。
白髪が多すぎても、逆にパケモデルさんのイメージとは離れるのは忘れずに!
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
パッケージのモデルさんの髪色は黒髪が明るく染まったイメージ。
アッシュ系は他の色と比べて黒髪は明るく感じにくい色味。
すでに明るい髪に染めることでモデルさんの髪色に近い透明感も。
ブルー系アッシュの白髪染めです。
紫みも感じるブルーアッシュです。
髪の赤みよりも、オレンジっぽさが気になる人に向いている色味です。
(赤みが気になる人はクレオディーテ02ジンジャーアッシュのほうがよさそう)
白髪が部分的に固まっていると、そこだけうっすらとした青い髪の人になるので注意です。
固まった白髪の部分だけサイオス2Aスモーキーベージュを上から塗ると馴染みそうな色味(サイオスブランド同士は色味に親和性ありですね!)
アッシュは赤みがないほど、人工的になりやすいので、白髪の多い人ほどブラウン味のあるアッシュを選ぶほうが安全です。
サイオス カラージェニックP01 クリスタルピンクやサイオス カラージェニックN03 コーラルベージュほど白髪と黒髪が馴染んで見えないですよね。。。
白髪の固まって生えていない人・明るくオレンジ味を抑えたい人向き
サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー A01 ヌーディアッシュ(チラッと白髪用) [医薬部外品]
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
パッケージのモデルさんの髪色はすでに明るい髪に染めたイメージ。1回でココまで明るく染まることは少ないです)
2024年現在では、すべての白髪染めの中で一番明るいカラーと言えます。
(黒髪はかなり明るく染まりますが、白髪はうっすら)
すでに明るい髪に染めることでモデルさんの髪色に近くなります。
より明るめのベージュブラウンに染まる白髪染めです。
黒髪を明るくする力は歴代1番(クレオディーテ01チャイティーべージュよりも明るくできる!)
パッケージのモデルの髪の明るさよりも赤みが残りやすいですね。(染まりやすい人なら同じぐらいになりそう)
白髪の染まりは期待しちゃダメです!
(白髪はうっすら濁った温かみのあるベージュに、、、染まるぐらいです)
まさに
「チラッと白髪なら、白髪はうっすら黒髪の方をあかるくしちゃえば目立たないよね-」って感じなら使いやすいですねー。
そこだけサイオス1Nシルキーベージュを重ねたりも上級編(白髪も同じぐらいのあかるさ・色味になりそうかな?)
白髪が密集していない人・何より明るくしたい人向き
サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー N01 ルーセントベージュ(チラッと白髪用) [医薬部外品]
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
パッケージのモデルさんの髪色はやや白髪に染まった色のイメージより。
イエロー・ベージュ系は他の色と比べて黒髪は明るく感じやすい色味。
すでに明るい髪に染めることでモデルさんの髪色により近くなります。
明るめのナチュラルイエロー系の白髪染め です。
カラーディベロップメント処方で「白髪も黒髪もバランス良くしっかり染まる」黒髪と白髪の明るさを近づけやすくしています。
黒髪が明るくなりにくい髪質の人には、白髪が染まらずに黒髪も明るくなりにくいかも。
同じタイプのサイオスカラージェニックよりは白髪のカバー力は高め、その分黒髪を明るくする力は弱く感じます。
明るくなりやすい髪質の場合なら、クレオディーテのほうが色持ちは良くなると思います。
明るくなりやすい髪質の人、赤みの少ない人向き
クレオディーテ ヘアカラーエマルジョン (白髪のある方用) 01 <チャイティーベージュ>
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
パッケージのモデルさんの髪ほど赤みは鮮やかに感じにくいことも、、、
レッド系は明るめに染めるほど、色の深みは弱い(薄い色のレッド)に染まります。
すでに明るい髪に染めることでモデルさんの髪色により近くなりますが、ちょっと赤みが足りない気もします。
明るめのレッド系の白髪染め です。
紫味も少しあるので明るめでもオレンジ寄りになるのを防ぎます。
白髪はかなり明るく染まりますが、ブラウン味が少ないのでおしゃれ染めに近い
鮮やかな発色です。
白髪が少なめの人、固まって生えていない人向きです。
明るくなりやすい髪質の人、赤みの少ない人には、黄みよりの明るめのブラウンに染まります。
クレオディーテ ヘアカラーエマルジョン (白髪のある方用) 01SI <ストロベリーアイス>
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
パッケージのモデルさんの髪は白髪に染めた髪色です。
商品名はクリスタルピンクですが、黒髪を染めた色味は明るめのパープル系のカラーになります。
(すでに明るい髪や白髪の多い髪にはウエラトーン 7PBピンクブラウンぐらいがパープル系を表現する一番明るい色になります)
すでに明るい髪に染めることでモデルさんの髪色により近くなりますが、ブリーチ無しではココまでは色味が見えにくいいと思います。
明るめの鮮やかなピンクに染まる白髪染めです。
白髪染めと言うよりもおしゃれ染めに近い色味ですね。(花王の髪色サプリのピンクに近い色)
シエロデザイニングカラー マーメイドピンクよりもかなり明るくて鮮やかな発色です。(同じぐらいの鮮やかさでオレンジ系ならクレオディーテヘアカラークリーム03クリスタルボルドー)
赤みがある色は白髪にも馴染みやすく、少し黄みがかった白髪ならなおさらピンクに見えます。
パッケージほどの透明感まではでないけど、かなり鮮やかに染まるカラー。
まばらな白髪の人、派手になっても明るくしたい人向き
サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー P01 クリスタルピンク(チラッと白髪用)[医薬部外品]
ナチュラル・ウォーム・クールのの3分類。
日本人の赤みを感じさせない透き通った髪色、透明感をキープして色落ちを楽しむヘアカラーです。
ちらっと白髪用のカラージェニックと価格・容量同じですが
一番の驚きは( ゚д゚)ハッ!
白髪用ではありません
サイオスって白髪染めのブランドだと。。。思っていた美容師パパm(_ _)m
そんなイルーセントカラーを使いこなす特徴は3つ
1回染めるのがワンメイクです。
「おしゃれ染めなら、ブリーチしなくても1回でこんな色に染まるんだ!!!」
って思いますよね。。。
繰り返し染めることで、ブリーチしていなくても髪の毛は明るく染まります。
その明るい髪を利用して透明感のある柔らかい髪色にしてくれるのがイルーセント。
ブリーチありなしにかかわらず
暗い髪に染めても透明感・柔らかさは感じにくいです。。。
黒髪用ですが。。。
一番明るいヌードグレージュでも黒髪はあまり明るくなりません
美容院で一度明るくした髪にもう一度染めて色入れますよね!(Wカラー)
そんな美容院の2度めのカラー剤がイルーセントに近いと思います。
黒髪から染めるときは先に明るく染めてから使用しないと
イメージのような透明感+柔らかさは感じれないかもしれません。。。
基本的にカラー剤は
イルーセントでは
茶髪・金髪に染めること
透明感のある色でしっかり染めるため、色落ちもキレイに感じやすくなります。
白髪染めでも白髪のカバー力よりも色味重視のカラーがトレンドですよね。
白髪染めをしていても、茶髪・金髪には使用しても大丈夫!
先にちらほら白髪用のサイオスカラージェニックルーセントベージュで明るくしてから、使用することで
パッケージの染まりに近づくかと思います。
美容院のカラートレンドと同じく
おしゃれ染め・白髪染めの境界線を感じさせない初めての市販のヘアカラーです。
サイオスまさかの黒髪用に 驚きました。。。( ゚д゚)ハッ!
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
明るいグレーのヘアカラーです。
白髪用ではありません
「茶髪~金髪」明るくなった髪に使用するヘアカラーです。
白髪には青緑寄りのグレーですが、明るい髪にはグレージュに発色します。
かなり明るい髪にも緑っぽくなりすぎず
赤みを抑えた透明感のある髪色が楽しめます。
根元のリタッチ・黒髪から使用する際はイメージよりも暗く仕上がる人も多いかと思います。
「ややオレンジっぽい髪に染めること」でベージュを感じながらもくすんだグレージュの発色に近づきます。
ちらっと白髪用のサイオスカラージェニックルーセントベージュなどで先に明るく染めた後に使用する方法もあります。
今回は専門家の視点から「一番明るい白髪染め」をメーカー・ブランド、色、タイプ別に解説しました。
「白髪染めでも明るく染めたい!」ニーズの急増に合わせて
白髪染め・おしゃれ染めの境界線が幅広くなっているニーズも含め
今回「サイオスイルーセント」を白髪染めとして使用されるカラーのひとつとしてご紹介しています。
2024年現在では、白髪染めでも明るく染めることができます。
しかし、、、、、
明るめの白髪染めには2つのタイプがあることを解説しました。
黒髪を明るく染めながら、同じぐらいの明るさに白髪もしっかり染まるのが理想ですよね、、、
白髪も黒髪も同じ色味にする「いちばん明るい白髪染め」なら、美容院のほうができる幅は広くなります。
でも、美容院のプロ専用のカラー剤も市販のカラー剤も同じ原理です。
美容師が「一番明るい」白髪染めをチェックする時は
カラー剤の3つのバランスは比例していて、
黒髪を明るくする力が強いほど、色は薄く染まります。
セルフカラーと美容院のカラー違いは、カラー剤の性能ではありません。
美容師には、髪質・白髪の場所、量に合わせて「薬を調合できる技術」があるからです。
カットやパーマ以外に、カラーリングでもたとえば、、、
でも、美容院のカラー剤も市販のカラー剤と同じ原理なので
自分の髪質がどうか?なんて自分はそれが普通だからわかりませんよね!
プロとしてお金をいただく美容師は、結果がすべての世界です。
教科書通りに「この薬を塗ればこうなる」が通用しない場合、「塗ったけどダメでした」
ではなく
ケースバイケースでたくさんの髪質を比較することが経験の蓄積となり「技術」という工夫の結果にお金を戴いています。
できるだけいちばん明るく染まって、傷まない市販の白髪染めを教えて欲しい!ともよくいわれるのですが、、、、
黒髪が明るく染まるものほどダメージは大きいのがあたりまえ(髪は傷みます)
基本的にアジア人の髪は「明るさと髪の傷みは比例」しているので、ブリーチした金髪の髪はかなり傷んでいます(メラニン色素を破壊しているので)
”~は傷まなかったけど~使ったらめちゃくちゃ傷んだ!!!”
これも誤解で、今まで使ってきたカラー剤のダメージの蓄積が限界を超えて感じるだけです、、、
商品のダメージの差は黒髪を染めたときにはほとんど感じません。
カラー剤の違いではなく、全体染めを繰り返していたりなどの間違った使い方をしているのがダメージの理由かも、、、
今回は「色別」にも一番明るい白髪染めを解説しました。
黒髪をできるだけ明るく染めて、白髪はうっすらなじませるタイプをメインに解説しています。
”そこまで明るくなくていいから白髪のカバー力を高めたい”
白髪をキラキラしないようにできるだけ明るく染まるタイプを探したい時は「色別のボタン」のリンク先から明るさ順に覗いてみてください。
白髪の多い・少ないって自分では判断難しいですよね、、、(何%白髪とか言われて毛束みても、美容師パパもわかりません!)
こちらも参考にしてみてください。
一番明るい白髪染めで染めても明るく染まらないケースがあります。
すでに暗く染めている場合は要注意!
自分にあった一番明るい白髪染めを選ぶため
なかなか明るくならないときも
あきらめず、がんばりましょー!
美容師パパ(セルフヘアカラーリスト)
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