ストレスが多いと白髪が増えるのは本当なんです。
社会生活を送るうえで、ストレスを避けて暮らすことはできませんが、「対応力」を高めて髪へのダメージを軽くすることは可能です。
美容師パパが注目するのは「ストレスの原因とカラダの反応」
今回は、美容師の視点もまじえてだれでもできる「美容師パパ流ストレス解消法」を考えていきます。
会社での人間関係やご近所付き合いだけでなく、時には家族とのコミュニケーションでもたまっていくストレス。
イライラや焦り、プレッシャー、悲しみといった負の感情で体の不調を感じるってありますよね。。
美容師パパは、40過ぎたぐらいから「胃のいたみ」が。。。
これは、生命活動をコントロールする自律神経のはたらきで、その1つである交感神経が活性化して、発汗を促したり呼吸を早めたりと、心身にさまざまな反応を発生させます。
暑くもないのに冷や汗が出る、心臓がバクバクするといった症状も、交感神経のはたらきによるものです。
こうした不安定な状態は時間の経過とともに収まっていくのですが、継続的にストレスが蓄積していくと、自律神経はどんどん失調していき、血行不良や新陳代謝の低下を招きます。
血のめぐりが悪くなると。。。髪の黒色色素(メラニン)を生成するメラノサイトに十分な栄養分が届かなくなり、頭皮の肌細胞の老化が進むことで白髪が増えていきます。
ストレスによって白髪が増える原因は、自律神経の失調以外にもあります。
それは、免疫力の作用。
人間には、細菌やウイルスからカラダを守るための抵抗力が備わっています。
これらの有害物質が体内に侵入すると、「インターフェロン」というたんぱく質を分泌して、カラダの防御力を高めているんですね。
一方で、こうした防御反応にはメラノサイトのはたらきを低下させる作用もあり、その影響でメラニンが作られなくなることも。
免疫力がはたらくことで、白髪ができてしまう可能性があるということです。。。
ストレスを受けることでも、インターフェロンは分泌されますから、自律神経の失調と相まって、白髪の量がどんどん増えていくことになります。
参照:「PLOS BIOLOGY」
A direct link between MITF, innate immunity, and hair graying
https://journals.plos.org/plosbiology/article?id=10.1371/journal.pbio.2003648
ストレスの要因となるものは「ストレッサー」と呼ばれていて4つあります。
ストレスと聞くと、マイナスの感情が原因で発生すると思われがちですが、実はプラスの感情や幸せな出来事も自律神経を狂わすことがあるんです。。。
暑い、寒い、ジメジメするといった気候の変化や、騒音やまぶしい光などの刺激を「物理ストレッサー」と呼びます。
雨が降るたびにイライラする、気が沈むなどの症状が出る方は、気圧低下の影響を受けているかも。。。
排気ガスや化学物質のダメージ、酸素不足などは「化学的ストレッサー」に分類されます。
化学物質のニオイがする寝具や家具などに囲まれた場所で生活をしていると、継続的にストレスを受けています。
対人関係、仕事のプレッシャー、悲しい出来事以外に、結婚や出産、昇進といった環境の変化なども「心理・社会的ストレッサー」の事です。
わたしたちがストレスと感じる要因の多くが「心理・社会的ストレッサー」です。
カビや花粉が引き起こすアレルギーなどは、「生物学的ストレッサー」と呼ばれています。
このタイプのストレスに気が付いた時は、原因を取り除けば心身の不調が改善します。
美容師パパ世代(40代)以上からは、思い当たるストレスがけっこうありますよね。。。
美容師パパは、白髪染めアレルギーで、男なのに更年期の症状があり。。。
そうなると、自力でなんとかできるストレス改善は
①物理的ストレスに対抗する環境づくり
②化学的ストレスに対抗する環境づくり
ぐらいかな~?
心理的ストレスって、胃が痛くてもなかなか改善できないですもんね!
脳の働きと白髪の因果関係には科学的な根拠は何もありません
白髪と脳は関連していないようです。
だから
見る人の思い込みと対象の人間によって言い方が変わります。
ということは。。。美容院でもよく聞く白髪とストレスの話って本当かな?
白髪が多い人を見ると、苦労してる、ストレスが多そう。昔から都市伝説のように言われますよね。。。
あたりまえですが、
白髪が多いからといって、若いときの苦労が原因??なんて全員が必ずしも大変なストレスを抱えて人生を歩んできたわけではありません。
白髪が出来ると頭をすごく使っているから、人よりはやく髪が白くなったかもーの連想ゲームです!
「若白髪は賢い」といい「白髪は苦労している」という人もいます。
賢い=頭をつかっている 苦労している=悩んで頭を使っている
頭を使っている=白髪のイメージになっています。
世間ではたまに見かける1本の白髪をわざわざ見つけては「賢い」「苦労してる」と勝手な連想が始まります。
白髪が多いからと行って全部ストレスが原因で苦労しているって言われるのもチョット。。。ですよね(T_T)
美容師パパが「白髪で賢い」「白髪で苦労してる」とは、もう年齢的にもわざわざ言われないのは
白髪が多くなる年齢になれば、誰もが「若いときに比べて人生経験豊富!」だからかも!
美容師パパは、いつも職場について髪を一度ぜんぶシャンプー台で濡らした後に、乾かして自分の髪をスタイリングしています!
(いつもはストレートアイロンをした後に毛先にトリートメントオイルをつけて、生え際にハードスプレーを少し)
女性アシスタントのみなさんから美容師として厳しいお言葉!!!
ん?ストレスで白髪が増えるっていうけど、白髪があるっていうのもストレスでは???
白髪とストレスには確かにお互い影響があります。(タマゴが先か鶏が先か、どちらが先かわかりませんが!)
ただ美容のプロとしてわかっていることは
白髪が汚く見えてしまっていることが原因です。
白髪が汚く見えてしまう理由は!
髪が傷んでいる事で、指通りが悪いときもストレスになりますよね。。。
(美容師パパも40代になり、見かけの変化を実感しています、昔は意識もしませんでしたが。。何もしていないと汚いです。。)
痛んでいたり白髪がムラにそまっているから、汚く見えて苦労してる、ストレス抱えているようにみえてしまう世の中(゚д゚)!
生えてくる根本の白髪も気になりますが!
まずはダメージを溜めない!ノーストレスの髪のコンディションを目指しましょう!
ストレスを受けると、心身にさまざまなショック症状がでるものの、ダメージに順応する能力も備わっているため、次第に正常な状態に戻っていきます。
美容師パパはココロ(脳)と筋肉の疲れを回復させる睡眠に注目!
脳がしっかり休まる深い睡眠ができれば、失調した自律神経も整って、今まではストレスと感じていた状況や出来事にもうまく適応できるようになります。
しかし
睡眠不足が続いていたり、浅い眠りが続いたりすると、脳が休息を得られなくなり、自律神経がさらに乱れてストレスに弱くなるという、負のスパイラルに陥ってしまいます。。。
ストレスへの対応力を高めるには、まず、自分が睡眠不足かどうかを確認することが先決。
「日中の眠気と頭の回転状態」で判断します!
昼ぐらいになると強烈に眠くなるとか、頭が常にボーっとした状態になって、思考力や判断力が低下するという方は、睡眠不足の状態す。
毎日3時間ぐらいしか寝ていなくても、日中は活動的に仕事や家事などがこなせていて、夜はいつも決まった時間に眠れている方は、質の高い睡眠がとれていると考えらます!
ナポレオンレベルです!
睡眠不足ってわかっても、お仕事もあると十分にとれないこともありますよね。。。
睡眠不足の解消できればベストですが、できないときには「睡眠の質を向上させること」はできる余地があるはず!
眠りについたら朝まで目が覚めることなく、深い睡眠をしっかりとることが「質の高い睡眠」なのですが、当たり前の生活習慣の中に、こうした快眠の妨げとなる行動がたくさんあります。
寝る前に「ストレスを増やす」行動をとっていませんか?
美容師パパは全部当てはまります!寝るときのスマホはやめたいのに、ついチェックしてしまいます。。。本人はスマホでリラックスして休んでいるつもりなのですが。。。
身体は寝る前に休息モードに入るため、交感神経が鎮まる一方で、リラックス状態に導く副交感神経が優位になります。
しかし、外部から脳が刺激を受けると、交感神経が活性化してしまうため、寝つきが悪くなるとか、浅い眠りが続くといった症状が頻発します。
明るすぎる照明のもとで過ごすことや、寝る前のスマートフォン操作などが、その代表的な行動。
こうしたカラダの反応を考えて、夜は昼間より照明を暗くすることや、照明が昼間より明るいコンビニなどに滞在する時間を、最低限に抑えることも大切です。
スマートフォンの操作は、画面から出るブルーライトが脳を覚醒させるだけでなく、情報を探すという行為も交感神経を刺激しています。
お酒を飲むとよく眠れるという方もいますが、実は、アルコールには強い覚醒作用があるため、寝つきは良くなっても眠りは浅くなるのです。
さらに、体内でアルコールの分解が終わると、夜中に目を覚ましやすくなり「睡眠の質」はどんどん低下していきます。
カフェインの覚醒作用もかなり強いので、寝つきの悪さにつながります。利尿作用もあることで寝ている間にトイレに行きたくなって、深い眠りが妨げられてしまいます。
布団に入ってすぐに眠りについても、枕や敷布団などの反発力や通気性が低下していたら、カラダが痛みを感じることでストレスがさらに蓄積することになります。
寝具に湿気がこもっていると、ダニやカビなどの「生物学的ストレッサー」が発生し、自律神経がさらに乱れてしまいます。
寝具の機能や衛生状態も快眠に影響を与えますから、寝具にも寿命があると考えましょう。
寝るときの環境を整えるだけでも、質の高い睡眠が得られます。
忙しい毎日に追われていると、自分の趣味を楽しむ時間がとれず、睡眠時間も削られてしまって、ストレス解消がうまくできなくなることが多いですよね。
美容師パパは仕事が忙しすぎて、病院で漢方内科に通っていたことがあります。
ツムラの漢方を保険で処方してくれる病院だったのですが。。。
「毎日20時には寝るようにしてください」って。。。
(T_T)
それができれば、病院来てないです。。。
こんな時こそ、睡眠の質を見直して、快眠に必要な生活習慣の改善や、寝具環境の見直しを徹底してみてください。
毎晩深い眠りが得られると、翌日の仕事や家事の効率がアップして、時間に余裕ができます。
ストレスが少しでも少なくなることが白髪予防にも繋がります!
ストレス改善には、睡眠を充分とって、適度な運動を心がけましょう!って言われても。。。ですよね!
長年のサロンワークの現場で気づいた「美容師パパ流ストレス発散法」を紹介します。
「絶壁でハチが張っている骨格の人」に特におすすめ!!(もちろん全員に効果はあります)
美容師アシスタント時代から多くの頭のマッサージをしてきた美容師パパ。
ハチ張り絶壁の骨格の人ほど頭皮ストレスが高い状態になりやすい骨格です。
ハチ張り部分が常に頭皮を引っ張ってしまうことで、頭皮もピンと固く緊張して血行も悪くなりがちです。(日本人には多い骨格なんです)
正面から頭を触ったときに、「まんまるたまご型」ではなく「カクカクまんじゅう型」の四角い形のこと。
頭の上に本を乗せても安定感があります。
絶壁は、その名の通り横から見ると「奥行きのない90度・直角」に近い後頭部のこと。
まさに「美容師パパの頭の形!!」がハチ張り絶壁なんです!!
でも、美容師パパのする美容院のマッサージを紹介しても
自分の頭を自分でもむのって腕が疲れますよね。。。
白髪対策もできるところから気楽に始めていきましょう!
美容師パパ(セルフヘアカラーリスト)
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