太陽光に含まれている紫外線は、肌だけでなく頭皮にも大きなダメージを与えます。
毎日のUV対策(紫外線対策)を甘く見ていると、白髪にも影響してきます(メラノサイトの活動力が落ちて黒髪の生成機能も低下します)
知っているようで意外に知らない紫外線の影響や特徴を確認して、白髪に効果的な対処をしていきます。
自分のヘアスタイル、髪の分け目の頭皮は暗くなっていないかどうか?もチェックしてみてください。
年齢を重ねるにつれて、次第に細胞の活動力が低下していくため、さまざまな老化現象が発生しますよね。
髪の黒色(メラニン色素)を作るメラノサイトの機能が衰えることで白髪も増えていきます。
同級生でも若く見える人もいれば、老けて見える人もいますよね。。。
美容師パパは、男同士だと薄毛具合でもかなり見え方に違いが(T_T)
老化は誰もが通る道!でも、日常生活で受けるダメージを減らすことで進行を遅らせることができるはず!と考えている美容師パパ。
紫外線を含む太陽の光ですが、太陽にあたることは白髪にとって良い効果もあります。
体内時計がリセットされて日中の行動力が上がることで、睡眠の質が上がります。
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、心身のリラックスを促します。
ストレスが原因の白髪の場合は、外にでて太陽の日にあたることは白髪に効果あり!ですよね。
美容師の仕事は、日の当たらない室内が多く冷暖房のストレスもプラス。。。(外の仕事の方にはぜいたくな悩みかもしれませんが。。。)休憩できるときはできるだけ外に出るようにしています!
しかし。。。
日光に含まれる紫外線を浴びすぎると、カラダにさまざまな悪影響が及びます。
「光老化」という現象が進み、肌の乾燥状態が加速されたり、美容成分が破壊されたりと、さまざまな肌トラブルが頻繁に発生します。
紫外線による老化は「光老化」と呼ばれていて、肌が老化する原因の8割にもなるんですね。。
「肌老化を加速させるのだから、紫外線で白髪もできるのでは?」
って、思いますよね。。。
美容院には黒人のお客様もいらっしゃいます。
何もしないと髪のボリュームが大きいのですが、ストレートアイロンは使わず「ボリュームを抑えるトリートメント」と「ヘアカーラー」でセットすることが、美容師パパは多いです(日本製ではなく現地のものを持参されています)
赤道に近い国の人の髪質って、「黒く縮れた髪質」ですよね。
これは強い紫外線の影響を「髪が縮れて表面積が増える」ことで頭皮への影響をへらすための進化の形だと聞きます。
髪の毛が薄い方でなければメラノサイトまで紫外線が届くことはないので、長時間にわたって日光を浴びない限り、細胞に直接ダメージが加わることはないので心配しすぎないように!
ただし!!
紫外線が当たると体内で増加する「活性酸素」は白髪増加の要因になりますので注意が必要です。
活性酸素は、カラダに侵入してきたウイルスや雑菌を死滅させて、健康を守る役目を持っている物質なのですが、量が増えると正常な細胞にダメージを与えて老化させるという特徴があります。
ってよく聞きますよね。
美容師パパの視点では、毎日パートを変えるのは難しいのですが(つむじの延長上で髪って分け目を変えてもおなじところで分かれやすいんです(T_T))
髪のハリ・コシ、ボリュームがある間って地肌は分け目(パート)があっても真っ白。これは頭皮が日に焼けないように髪が立ち上がって防御しているからです。
髪のハリ・コシ、ボリュームが減ってくると、地肌は日に焼けて黒くなりやすく、特に分け目やつむじなどの地肌が影響を受けやすくなります。
メラニン色素を作るメラノサイトが攻撃されて、新しい細胞への生まれ変わりが妨げられると毛細血管も弱まって血のめぐりが悪くなり、メラノサイトに必要や栄養分が行き届かなくなることも。。。
紫外線による活性酸素の作用で、メラニン色素が次第に減っていき白髪が増える原因にもなります。
皮膚と同じように地肌も黒くなっているかどうかをみると。。。、自分が思っていた以上に、頭皮にも紫外線の影響が出ていることに、美容師パパはびっくりです!
UV(紫外線)対策は夏にするケアと思っていた美容師パパですが、これは間違った常識でした。。。
紫外線に関する誤解は意外とたくさんありますので、知らず知らずのうちに頭皮の健康状態も低下している可能性があります。
肌の美容はもちろんのこと、白髪防止にも役立てるためにも、Q&A方式で美容師パパの勘違いをご紹介!
Q1.曇りや雨の日は、紫外線は降り注いでいない!
太陽の陰り具合によっても変わりますが、曇りの場合は晴れている時の80%、雨が降っている時でも50%の紫外線が地上に降り注いでいます。
ちなみに、紫外線には肌の奥まで届くUVA波と、肌へのダメージが大きいUVB波が含まれていますが、UVA波は曇っていても晴れの日と量が変わりません。
Q2.紫外線対策は夏だけで十分?
紫外線は冬でも地上に降り注いでいて美容トラブルを引き起こしてます。紫外線対策は1年中行なうのが基本。
エリアによって変わりますが、照射量は5~9月がピークで、南のエリアに行くほど冬の照射量も高くなるのが特徴です。
Q3.日陰でも紫外線のダメージを受ける?
日陰でも油断し過ぎは禁物。
紫外線は道路や建物に当たっても吸収されず、反射して照射しています。
日なたより日陰の方が照射量は少ないのですが、それでも継続的なダメージが加わり、体内で活性酸素の増加に影響しています。
Q4.室内なら紫外線が入ってこないから安心?
紫外線は窓ガラスを通過して、家の中にまで入り込んできます。
陽当たりのいい部屋で暮らしている人は、外出しない日であってもUV対策は必須。
自宅にいる時間が長い、オフィスで事務の仕事をしているという方でも影響はあります。
Q5.日傘は黒より白が良い?
昔は日傘って「白」で反射のイメージでしたが、最近は「黒」で吸収するほうが、地面などの照り返しも吸収するのでUVカットの効果は高いです。
基本的には日傘は黒色。(でも、熱も吸収するから熱くなります。。。)
最近は白でも高いUVカット効果の日傘もありました!
結局1年中紫外線のダメージを受けていて、逃れることはできない状態なんですよね。。。
なので
美容師パパは「3つの紫外線対策」で、できるだけの白髪予防をします。
紫外線を浴びることで増加する活性酸素は、抗酸化物質が含まれた食品を摂ることで減らすことができます。
毎日の食事や抗酸化酵素を体内から増やすことが白髪予防にもなります。
活性酸素はストレスを感じることでも体内で大量発生します。
忙しくて時間がない場合は、一日の終りの入浴からストレス解消タイムを始めましょう。
布団に入る2時間ぐらい前に、38~39度ぐらいのお湯に15分ぐらい浸かることを習慣にすると、寝るまでに体温が急降下して寝つきのよさがサポートされます。質の高い睡眠でストレスを改善することは、白髪予防の効果もあります。
日常生活の中で避けては通れない紫外線の影響ですが、ありきたりでも外出時はできるだけ日傘をさす、帽子をかぶる事で紫外線ダメージを軽減するように心がけることは大切です。
でも、帽子や日傘が使えない状況もあります!そんなときは
頭皮用の日焼け止めスプレー
髪の分け目(パート)が日焼けしやすい人には、美容院でも頭皮用のUVスプレーは人気です。
白髪と紫外線の予防に、気軽に取り入れてみてください。
美容師パパ(セルフヘアカラーリスト)
Since June 30, 2015
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