白髪染めのやり過ぎで薄毛になるという不安はありますよね、、、
こんな心配していませんか?
白髪染めが本当に薄毛に関係があるのか?美容師の視点から解説していきます。
一般的に薄毛の原因は、喫煙や運動不足、食生活や無理なダイエット、ストレスなんてよく言われます。
確かに大きな原因だと思いますが、
かと思えば
もいますよね。
薄毛の生活習慣には 遺伝 も関係することで個人差もあるのかと思います。
白髪染めの成分に 男性女性の違いはありません
頭髪に常に触れる美容師として
美容院では「男性と女性」の薄毛の違い を実感する機会は多いです。
男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンが影響している脱毛症です。
簡単に言うと男性ホルモンが毛乳頭に入り込んで新たな髪の毛を作らなくなります。
母方の父の影響を受け隔世遺伝の影響を受けやすくなります。が薄毛になる遺伝子があるわけではなく「体質の遺伝(男性ホルモンを受け入れるレセプター(受容体)の強い弱い)」が原因です
女性男性型脱毛症(FAGA=FemaleAGA)と呼ばれ女性ホルモンが減少してホルモンバランスが乱れて起こる症状です。
急激なホルモンバランスの乱れによって男性ホルモンが強く影響するため脱毛が起こりやすくなります。
男性の場合
おでこのM字・剃りこみ、頭頂部のザビエル
男性は20代後半からおでこの剃りこみや、てっぺんハゲを気にするお客様が増えていきます。
男性は若い時ほど逆に気になる傾向が強いです。
(美容師パパは若いときからずっと気にしています、、、)
女性の場合
妊娠出産に伴う脱毛、更年期以降の毛髪の減少
女性で多いのは出産後です。
前髪など部分的に脱毛が目立ちますが、皆さん半年もすれば髪は生えてきます。
その後は閉経、更年期以降です。
全体的に毛量が減少するお客様が多いですね。
白髪染めで薄毛になるのかどうか?
更年期以降の「女性の薄毛」と「白髪染め」の関係を見ていきましょう。
女性の薄毛は、女性男性型脱毛症(FAGA=FemaleAGA)・びまんせい脱毛症と呼ばれています。
女性の薄毛(びまん性脱毛症)は女性ホルモンの減少が原因です
「びまん」とは「はっきりと限定できずに広範囲に広がっている状態」をいいます。
女性ホルモンの分泌が盛んに行なわれていれば問題ないのですが、女性ホルモンは加齢と共に減少してしまいます。早い人では35歳前後から女性ホルモンの分泌量が減少してきます。
その結果、男性ホルモンの影響によりびまん性脱毛症が発症するメカニズムが起こりやすくなります。
直接的な薄毛の原因は「女性ホルモンの減少」が影響しています。
美容師の視点から
びまん性脱毛症の進行を早める要因を考えると、、、
シャンプーとカラーリング(白髪染め)の影響が考えられます。
女性ホルモンは年齢と共に少しずつ減少し、閉経の頃には急激にホルモンバランスの乱れが起こります。同時に年齢とともに白髪が増加すればそれに伴い白髪染めの頻度が多くなると考えられます。
ホルモンバランスの乱れにより頭皮の潤いを保つのに必要なコラーゲンや皮脂も減少するため、頭皮が乾燥しやすくなります。そこに刺激の強い白髪染めが加わることで、より脱毛症が進行しやすくなります。
40代から急激に髪の毛の脂質が減少します。
洗浄力の強いシャンプーによって髪の毛はパサつき、頭皮に必要な皮脂までも洗い流すことで皮膚トラブルを起こしやすくなります。
頭皮年齢に合わせた強さのシャンプーを使うことがびまん性脱毛症を防ぎます。
女性用の飲む育毛内服薬
ドイツで有効性を検証された「パントガール」です。
現在の入手方法は2通りです
パントガールは、髪と爪に栄養増強のパントテン酸カルシウムとアミノ酸であるシスチンを供給します。
また、髪に最も不可欠な成分であるケラチンたんぱくを含有しています。
毛髪の悩みは男性だけのものではありません。
最近では薄毛や抜毛に悩む女性が増加傾向にあります。
女性は、男性のように頭皮全体の髪が抜けていく症状は少なく、一番多い症状は、全体の髪が薄くなっていくものです。
この症状が、びまん性脱毛症です。
びまん性脱毛症、紫外線で傷んだ髪、コシやハリ、ツヤの無くなった髪、細く抜けやすい髪、白髪予防に有効です。
また、薄くなったり、もろくなってしまった爪の改善にも大変効果があります。
髪の毛は一月に約一センチ伸びるため、パントガールの内服により効果が確認できるまでには約3ヶ月かかります。
まずは3~6ヶ月の服用を推奨いたします。
美容院でも本気で薄毛に悩んでいる方は少なくありません。
美容院でも女性に向けた薄毛治療薬の存在を知らない人が多いと感じます。
薄毛を「仕方がない」とあきらめないでください!薬の存在だけでも知ってもらえれば嬉しいです。
全国の皮膚科、クリニックで一度診療してからの購入が安心です。
「抜け毛」「白髪」「育毛発毛」のケアがこれ1本でできるオールインワンシャンプーです。
しかも合成香料・着色料不使用、カチオン活性剤不使用、石油系界面活性剤など不使用の100%天然由来のノンシリコンシャンプー。
幹細胞に働きかけるアンチエイジング効果、アセチルテトラペプチド-3の育毛効果(ミノキシジルの3倍もある!)
美容メーカーのセミナーでも次世代の先進技術として導入している化粧品も多い成分です。
アメブロで使っている芸能人もみかけますね、、、
まとめます。
若いときから染めていても大丈夫です。
白髪染めは直接、薄毛に影響していません!!
が、、、、
35歳からの間違った白髪染め選びは、薄毛の進行を早める要因になります
脱毛症の原因「女性ホルモンの減少」に白髪染めは関係ありません
白髪が生え始める平均年齢は35歳
女性ホルモンの分泌量が減少するのはは35歳前後
つまり
白髪の増加と女性ホルモンの減少は反比例(白髪が増える・女性ホルモンは減る)の関係になります。
50代半ばで閉経を迎える頃には、髪の半分が白髪になっているのが一般的です。
つまり
女性ホルモンの減少による脱毛と白髪染めによるハリ・コシの低下が同時期に起こりやすいために
白髪染め=薄毛 「白髪染めのせいで薄毛になってしまった!!!」
と さらに感じやすい のかと美容院でも感じています。
ホルモンバランスが変化しやすいタイミングで白髪も増えていきます。
白髪染めの回数・頻度を増やすことで、脱毛症の進行を早めてしまうことがないように、
今使っているシャンプー、白髪染めの見直しと共に、
白髪が増えてくるタイミングで起こりやすい髪質の変化を理解することも大切になります。
美容師パパ(セルフヘアカラーリスト)
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