ワンプッシュタイプって、使ってみると楽ちん!(ワンプッシュ容器を毎回洗うのはめんどうだけど。。。)
だけど、
楽チンだからだけで注意点を知らずに使っていると後々髪のトラブルになりがち。。。
美容師では使ったことがない人がほとんどのワンプッシュタイプ。(プロフェッショナル用にワンプッシュはないんです!)
専門家の視点から、便利で感心したメリット・注意点やデメリットを解説していきます。
同じワンプッシュタイプの白髪染めでも、メーカー・ブランドごとに得意とする明るさ・色があります。
ブラシや容器の使い方も参考に!
ワンプッシュで1剤と2剤が半分ずつでるのは、美容師としてはびっくり!
ブラシに出してすぐに使えるのもGOOD!
セルフカラーの部分染めや頻繁な生え際リタッチにもいいですね。
白髪染めは1・2剤が混ざらないと染まりません!
混ぜるためにどうしてもクシを何回も通すので、
白髪の根元ギリギリに薬が塗れていなかったり
クシをとかして、薬がつく、つかないで染まりムラができやすいことも、、、
同じワンプッシュタイプの中でも「やや明るめに染めたい人」におすすめです。
ワンプッシュタイプでもブラシ構造で根元の染まりも考慮したやや明るめメインの白髪染め。
明るさは2~6 色味は赤みよりピュア、ベーシック、黄色よりナチュラルのブラウン、ベージュ、アッシュの3色。
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
明るいベージュブラウンの白髪染めです。
ベージュ系は1色ですが、ブローネワンプッシュカラーの中で一番明るい色です。
(ブラウン少なめでイエローよりなら「2」もあり)
同じワンプッシュタイプの
シエロ ヘアカラーEX クリーム 3C キャラメルブラウンと比べると
白髪の染まりはシエロのほうが明るいのですが、黒髪を明るくする力が強いのはブローネワンプッシュですね。
同じワンプッシュタイプの中でも「やや暗めに染めたい人」にはアッシュのバリエーションも多くおすすめです。
ニオイがしない快適な使い心地と混ぜる手間を省いたワンプッシュタイプの白髪染め。
明るさは1~7まで広く 色味はロイヤルブラウン ライトブラウン アッシュブラウンなどの6色。
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
暗めのブラウンに染まる白髪染めです。
光に当たるとちょっと明るく感じる程度のダークブラウン。
同じワンプッシュタイプの中では「赤みがあってやや暗めのブラウン」がサロンドプロの特徴ですね。
赤みを減らしてナチュラルよりにするなら「シエロ ヘアカラーEX クリーム 4 ライトブラウン」
シエロをもう少し明るいベージュ寄りにしたのが「ブローネワンプッシュカラー 4ライトブラウン」
パッケージのモデルの上の方の影になっている部分の色が「外で光があたったときに見えるかな?」ぐらいで。。。
実際はモデルの毛先の明るさには白髪がどれだけ多くてもならないのでは?と思います。
しっかり暗めに染めたいときは「5~7」を選んだほうが安全です。
色味の幅・明るさも広いですが、良くも悪くも特色がないワンプッシュの白髪染め。
ワンプッシュタイプをはじめて使ってみたい人におすすめです。
ナチュラル・レッド・ココア・イエロー・アッシュ・マットの6色構成です。
5つのツヤ&ケア成分を配合したヘアカラー。やさしいフローラルの香り。
レッド系はワンプッシュタイプでは珍しいですね。
容量は少なめの1剤・2剤合わせて80グラム。これは1箱では全体の根元のリタッチには不安な分量になります。
部分染めなどこまめに使うのに向いています。
(白髪)
(黒髪+白髪10%)
明るいオレンジブラウンに染まる白髪染めです。
若干のあかみを感じるブラウンですが、地毛に近い自然な色味です。
真っ黒はイヤだけどしっかりと白髪を隠したい時には使いやすい色ですね。
コームに出して、髪をとかすだけ。。。だからこそ!
ブラシのかたちはとっても大切です!
カラー剤は1・2剤が混ざることで酸素が発生して発色します。
つまり、「白いのと黄色い薬が混ざらないと色がつかない!」
ということは「コームで何度も髪をとかしている間に混ざる!」
となると、白髪染めの頻度のお話と同じで「毛先は繰り返すと必ずボロボロになります。。。」
ではどうすればいいか?
ロレアルパリエクセランスの下地エッセンスみたいに、必ず毛先に暗くならない専用トリートメントなどつけてから染めることが大切(ワンプッシュタイプを使っている人は全員覚えててください!)
ミニブラシはいいですね!、生え際の細かいところに。(サロンドプロはミニブラシじゃなくってミニコームで使いにくいかな?)
使うときはカップに薬を出して「よく混ぜてから」つかうこと!
(コームで溶かすと根元の白髪の染まりって弱くなりがちなんです。。)
使った後は、ポンプで掃除して保存します。
シエロとほとんどおんなじです。
コームに出して、髪をとかすだけ。。。
簡単そうに見えるけどブローネワンプッシュと同じく要注意!
薬は1・2剤が混ざってから徐々に発色が始まります。(はじめは薬って白いのに、じわじわ色づいてきますよね)
同じサロンドプロでも今回のザ・クリームの香り刺激は、ほとんど何も感じない!
サロンドプロ無香料早染めクリームでは「無香料」ながらもニオイがきになっていた美容師パパですが。。。今回はOK。
使い終わったら、お掃除(美容師パパとしては、混ぜる手間省いても結局めんどうなきがして。。。)
シエロEXクリーム ブローネワンプッシュカラーと違って、付属のポンプを使わずに直接流せます。。。が。。。
ブラシが硬いから、ブラシの汚れも残りがち。。。水道のお湯で流してみても、容器の詰まりは爪楊枝など使わないと取れません!(゚д゚)!
ワンプッシュは蓋を外してボタンを押すだけです。確かに簡単ではじめてでも失敗しにくい構造ですね。
専用コームに凹みがありそこに薬を置いて塗る感じ、黄色と白の薬が混ざり合わないとムラになりますから、どうしても毛先までクシで梳かしやすいんですよね。。。
ニオイも刺激も特に強くは感じません。
生え際に少しだけ使った場合など、次回使用するまでに1つだけしておくことがあります。(少し残っている薬を流しておく必要があるんです)
蓋をあけて。。。
ココでスポイドを使います。難しそうに思っていましたが、1分で終わるぐらい簡単です!
左右の穴どちらもスポイドで洗います。その後かわかして蓋をすれば次回も同じように使用できます。
まとめます。
メリット・デメリットも考えると、
ワンプッシュタイプを選ぶポイントは
この2点で考えると総合的に「ブローネ ワンプッシュカラー」を高く評価しています。
ミニブラシが生え際や細かい部分に使いやすい、ブラシもゴムでできているのでリタッチにも効果的です。
ワンプッシュタイプは明るめ?暗め?などの色の特徴がクリーム・リキッドタイプの白髪染めよりも弱く
気軽に使用できることから、明るめから暗めまで色のラインナップは幅広く設定されています。
アッシュ系ならサロンドプロ レッド系ならシエロも選択肢に入りますが、ブラシだけは他のワンプッシュを使うときでもブローネワンプッシュカラーのブラシを使って塗ると便利です。
ワンプッシュタイプと同じ用途でサロンワークで使用する場合、少しの分量でも普通のクリームタイプをよく混ぜてから使用します。
理由は「白髪にはボテッっと包み込むように薬をのせて」白髪を染めるから
ワンプッシュの場合は、何度もコームでとかさないと、薬が上手く混ざりません。
クシをとかすことで、リタッチしたいのに
そのまま手に出して使うか、もしくは”リキッドタイプ””泡タイプ”
でもリキッドや泡タイプでは根元の白髪の染まりは弱くなりがちです。
専門家の視点では
色選びもそうですが、”白髪染めのタイプ”選びも仕上がりを左右する大事なポイント!
手軽だからーー
だけではなくって、ワンプッシュタイプを少し理解して使用することでもっとキレイに近づきますよー!
美容師パパ(セルフヘアカラーリスト)
Since June 30, 2015
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