ドラッグストアでもなぜか？売っている？？サロン店販用白髪染めトリートメントです。

色味はダークブラウンとナチュラルブラウンの2色。

「サロン店販用」ならではの染まり！を期待しましたが。。。

白髪染めトリートメントって、市販もプロ用も違いはないです。

レセカラートリートメントに限らず、カラートリートメントは１回の使用では白髪に薄い色しか入らず複数回使用を重ねることで徐々に白髪が目立たなくなっていく商品です。

美容室での１回施術では白髪がしっかりと染まる効果は得られず。自宅で継続して使用する必要があるのは、サロンの店販用ヘアカラートリートメントでも同じこと。。。

美容師パパも
基本的にサロンワークではカラートリートメントで白髪を染める事はありません。
(※2024年以降は白髪用のカラートリートメントをメニューに加えている美容院もあります）

どちらかと言うと、根元の白髪をカバーするというよりは、次回来店までぼかしてもらうぐらいのニュアンスで使用してもらうぐらいがちょうど良いかも。

全体染めにちょうどよい薬の固さです。

美容師パパは白髪用にはとちょっと厳しい気がします。。。（白髪のリタッチなら同じホーユーの「シエロヘアカラートリートメント　ダークブラウン」の方をおすすめ）

でも、チューブの大きさは「今まで染めてきたカラートリートメントの中ではナンバーワン」のジャンボサイズです。

ロレアルKERASTASEのオイルなど、美容院でも一定の条件をクリアしないと販売できない規定（正規のルート）があったりするのですが、、、（ドンキでカゴ売したりしてるのも見かけますよね。。。）

メーカーは正規ルート以外の取締強化しているらしいのですが、インターネットの世の中難しさもあるのかも。。。

スタイリング剤やシャンプーなどは、欲しいものが身近に手に入るのはうれしい！（メーカーはブランド価値の低下などあるでしょうが。。。）

ですが！！！

国家資格をもつ美容師パパとしては、

「カラー剤、パーマ剤などの薬剤」はプロフェッショナル専用を使うときは注意が必要！！

プロ専用のカラー剤は特徴を理解して使わないと逆に髪を傷めます。（黒髪を明るくする力が強い薬なのに、プロ専用だから良い薬と勘違いして白髪を暗く染めるために使っていたり。。。(T_T)けっこう聞きます）

美容師パパ流「ヘアカラートリートメントの素手でも汚れない使い方」

• 赤茶っぽい髪色になってしまった
• 白とダークブラウンの中間くらいな感じ
• HPで言うほどは染まりませんでした

赤みに対してオレンジは「加色」白髪に馴染みやすい、色落ちしても変化が少ないということは

染める前の髪に赤みがある人には、もっと赤っぽく感じやすい傾向あり！

• ヘアカラーにも影響を及ぼさないトリートメントらしい

カラートリートメントはヘアカラーパーマの併用により色調が変化すること（デメリット）があります。

「染めても問題はない」の解釈は様々。。。
カラートリートメントの染色はイオン結合のため、薬剤PH、毛髪ダメージにより、染料構造のバランスが崩れ、吸着に弱い色調などの欠落により変色（暗く染まるなど）を感じやすくなります。

暖色系の明るい色設定なので「色落ちしたあとの青みの残留は少なめ」

「残留の色調として次回のカラーがキレイに染まる」という解釈はできますが、変色がしないということではないと考えています。（暗く染まるのは変色です）

なんて難しくお話しましたが、「レセは業務用だから無敵！」という意味ではないので

美容院でも併用するときは、市販のカラートリートメントと同じく併用には注意しましょう。

• 美容室専売品であり、パッチテストの必要のないという点が決め手でこの商品を購入

カラートリートメントは「ジアミン色素」が入っていません！

普通のヘアカラーの使用前にはパッチテストが必要ですが、レセカラートリートメントに限らずカラートリートメントでは義務化されていません。

アレルギーの心配がある人は、もちろんパッチテストをおすすめします。

美容師パパの「白髪染めとアレルギーの話」