白髪染めアレルギーの美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）が、自分がアレルギーになった体験談と美容院のお客様のケースをお話します。かぶれとアレルギーは違います。白髪染めとアレルギーを理解して怖がらずに白髪染めをして下さい。アレルギーにならないおすすめの白髪染めも紹介します。
実は、美容師パパには秘密兵器があるんです。
美容院でも暗く染めるほど、顔周りの肌は黒く染まってしまいます。
しっかり白髪を染めようとすればするほど、皮膚も染まります。
そこでプロならではの、皮膚が染まリにくい工夫があります。
実は美容師は、「プロ専用保護クリーム」と「プロ専用リムーバー」を使っています。
この塗り方とプロ専用なら、自宅で染めてもかなり肌は染まらなくなります。
肌が染まりにくい白髪染めの塗り方の4つの工夫
一番重要なのは保護クリームです。普通の保護クリームの場合、ついていない部分が黒く線に染まってしまいます。
生え際の中までプロ専用保護クリームをつける（髪の毛についてもOK)
通常の保護クリーム（ワセリンなど）は、薬が髪につくと白髪は染まりません。
そのため生え際ギリギリはクリーム塗れていない事が多いから、そこが黒く染まります。
髪の間に擦りこむようにプロ専用の保護クリームつけることがポイントです
塗った後、生え際を乾燥させないよう薬を厚く塗る
「地肌に残りそうだから」と薄くつけるほうが黒く地肌が染まります。
しっかり厚めに薬を塗ることで乾燥を防ぐことがポイントです！
生え際に乾燥させないようにラップをはる
乾燥防止のためなのでグッと密封しなくても大丈夫です。
軽くのせるようにかぶせて下さい。生え際が空気に触れないことがポイントです
全体を塗り終わったらすぐに、はみ出している白髪染めの薬はプロ専用リムーバーで拭きとっておく
薬が付いたところは空気に触れることで染まるので、すぐではなく数分後から色が見えてきます。
色が見えてくる前に、薬が付いたと思うところを先に拭き取ることがポイントです
染まらないように先に塗る「プロ専用保護クリーム」
サボニーズ スーパープロテクトクリーム
- 多くの美容院で使用されています
美容師パパも色々使いましたが、一番美容院で見かけることが多いクリームです。
塗るときはなるべく厚くぬるのがポイント！
頭皮の吹き出物が心配な時も地肌にぬればOKです。地肌は保護するのに白髪は染まるすぐれもの。
しっかり染めたい生え際には特におすすめです！
クリームがついても白髪は染まるので、気にせず生え際の中まで塗ってください！
ファイン C.P.プロテクター
クリームの質感ニオイも1位のクリームとほとんど違いがありません。
美容院で使用してるのはこの２つが多いです。
どちらもおなじ感覚で使っています。
甲乙つけがたいですね。
ファインC.P.プロテクターお徳用サイズ（クリームタイプ）360g
染まる前に拭き取る「プロ専用リムーバー」
サボニーズ カラー専用リムーバー
- 今まで使った中では一番落ちます
保護クリームと同じメーカーのリムーバーです。
コットンに浸した後叩くように拭きとって下さい（トントンってかんじです）
もし黒く染まった時も小さく切ったコットンに浸して、5分つけたままにしてからやさしく拭き取れば肌を痛めずに色が抜けます。
美容院では必ずお世話になるリムーバーです。
サボニーズ マニキュア専用リムーバー
- ヘアマニキュア（酸性カラー）はコチラ
美容院では、コチラの方がお世話になる回数が多いかもしれません。白髪染めとマニキュアでは染まる原理が違います。
マニキュアは肌に付いたら中々とれないためリムーバーにもこだわっています。
サボニーズは専用のラップもありますが、ラップは専用じゃなくても家にあるもので十分だと思います。
まとめと「最終手段」
美容師でも真っ黒に染めるほど顔周りが染まらないように注意しないと染まります。
美容師ならではの塗り方・放置の仕方もありますが。。。
正直美容師でも、保護クリームとリムーバーがなければ暗く染まります。
プロ専用ですが値段も安く、使いかたも簡単なので試してみてください。
美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）
Since June 30, 2015
美容師とセルフカラーの架け橋となる活動をしています。美容師パパメディア・美容師パパへの取材、依頼は下記問い合わせよりお願い致します。
LINEで質問する方法
１．スマホの方は↓をクリックして下さい
パソコンの方はQRコードをスマホで読み取るか「 @upi8053o 」で検索して下さい
２．LINEが起動します（起動に15秒程度かかる場合があります）
３．「友だちを追加」から「美容師パパ」を友だちに追加して下さい
４．トーク画面からお気軽にご質問＆ご相談下さい
関連ページ
-
-
セルフカラー専門家美容師パパが「最適な白髪染めの頻度」を考えました。毎日でも染めたい人、できるだけ長持ちさせたい人、髪が傷まない頻度を知りたい人など、最適な頻度もみんな違いますよね？美容師がおすすめする「2ヶ月以内」の理由は”体温”に関係しています。専門家の視点からセルフカラーにも取り入れやすい最適な頻度をケースに合わせて解説していきます。 -
美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）の「カラー除去剤（カラーリムーバー）の使い方」です。ブリーチを使わずに白髪染め・黒染め、カラートリートメントを明るくする使い方を実際に使用して解説しています。色戻りや自宅で使用するときの注意点も参考にして下さい。 -
美容師パパが「その白髪抜くべきか切るべきか染めるべきか。。。」美容師の立場から考えてみました。美容院での白髪カットの頼み方もご紹介！。抜いたら増える理由は、結構当たり前だけど納得できるので参考にして下さい。 -
美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）が「妊娠中は白髪染めしていいの？」を美容師とセルフカラーの視点から解説します。ホルモンバランスの変化による白髪染めの影響から、実際に起きたトラブル。サロンワークで美容師が心がけるポイントから自宅での妊娠中のセルフケアの方法も参考にしてください。妊娠中でも白髪は生えてきたら気になりますよね。。。染めるのも一苦労ですが染めないのもストレス！ってよく相談されます。 -
美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）が「白髪染めする前にシャンプーは必要か？」を美容師とセルフカラー両方のの視点から解説します。シャンプーしないと染まらないと思いますか？白髪はしっかり染めても頭皮に負担をかけないベストな皮脂の量があります。白髪染めするのは何度もシャンプーするのと同じことなんです。エイジングケアのために美容師パパからのご提案です。 -
美容師パパ（セルフカラーリスト）が、パーマ・縮毛矯正をするとき、白髪染めするなら先か後か？パーマ・縮毛矯正した髪と白髪染めのベストなタイミングと注意点を解説します。美容院に予約するとき、セルフで染めるとき、白髪染めがリタッチか？全体染めか？でも順番は変わります。 -
美容師パパはこれ使ってます！市販品についてる手袋は一回限りといってもさすがに使いづらいです。おすすめのプロ専用手袋を紹介します。シャンプーもそのままできるので、白髪染め以外の水仕事にもストレスなく使えますよ。 -
大切にしてる洋服に白髪染めがついてしまった！美容師なら必ず一度は自分の洋服で経験しています。そんなとき美容師はどうしてるのか？現場の裏ワザ教えます。あまりおすすめはできませんが参考になれば嬉しいです。 -
美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）が「染まらないときの6つの注意点」を解説。自宅で染める時なぜか白髪が染まらない時がありませんか？染まらない時はキラキラしていたり、色落ちが早くなったりします。しっかり染めるポイントを守れば大丈夫です！自分でチェックしてみてください。 -
美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）が襟足の白髪染めをお風呂で一人で塗ってみました。見えない襟足を綺麗に染めるにはコツがあります。傷まない白髪染めも同じやり方でできるので、自宅で染める参考になればうれしいです。 -
美容師パパ（セルフヘアカラーリスト）が、「一本だけ、ちょっとだけの白髪はいつから染めるのか？」考えました。抜く・切る・明るく染める・暗く染める・ピンポイントで染める、白髪がどれくらい増えたら染めたらいいのか参考にして下さい。