黒染めと白髪染めは「赤み」に注目

 

美容師は基本的に白髪染めと黒染めは同じ薬を使います
(1剤は同じで2剤で薬の強さを調節して使い分けしています)

 

 

ただ、市販の薬で暗く染めるときは注意が必要です。

 

黒染めの目的は?

  • 就職活動?
  • 金髪に飽きた?
  • 髪色を変えたい?
  • 自毛の明るさに戻したい?

染めた後はどうする?

  • その後も暗くしたいのか?
  • 一時的でいいのか? 
  • すぐに明るく戻したいのか?

 

 

美容師が注意するのが黒染めの「赤み」です。

 

しばらくしたら、明るくしたい、アッシュ系に変えたいと思うなら必見です。

 

美容師パパ目次

黒染めと白髪染めの違いを直接「ホーユー」に聞いてみた話

 

 

 

もしもし、美容師で普段はプロフェッショナルのプロマスターを使用しています。
市販の商品についてですが質問よろしいでしょうか?


 

 

お問い合わせ有難うございます
市販の商品についてお答えいたします。


 

 

①ビゲンなど市販の白髪染めと黒染め(髪色もどしなど)に違いはあるのでしょうか?


 

 

 

白髪に染めるための処方と既染部(ブリーチされた髪)に染めるための処方との違いはございます。


 

 

 

②赤みの配合量や残留しやすいティントに違いがありますか?


 

 

 

一般的に黒染め(トーンダウンカラー)にはブリーチ毛への使用が前提になりますので赤みの配合が多くなっていることが多いです。そのため赤が残留しやすい傾向はあると思います。

 


自宅で黒染めする時に注意すること~薬の違い~

 

ホーユーさんの話を簡単にまとめると

 

市販の黒染めでは白髪は染まりづらい

白髪に染める場合は元々明るい髪に染める場合よりも薬の力が必要になります。
黒染めはある程度キューティクルが開いていることを前提に作られているためです。

 

市販の黒染めは赤みが多く、その後赤みは抜けづらい

髪を暗くして自然に見せるためには元々日本人の持っている髪の赤みが必要になります。市販の黒染めは色落ちを防ぐためにも赤みが強いものが多いようです。

 

美容師パパの解説

赤みは何がダメなの?

黒染めした髪を明るくする場合、赤い染料は髪の奥で発色するため色落ちしづらく中々抜けません。
赤みが髪に残っていると寒色のアッシュ系、マット系に染めることがとても難しくなります。

美容師がおすすめできる黒染め~3パターン~

 

美容院で染める

 

プロ専用の黒染め。しっかり染めても明るくできて赤みも残りづらい黒染めができる

 

  • しっかり暗く染めたい場合
  • 暗く染めたあとでも、ムラなく明るく戻したい場合

 


 

 

 

 

美容院専用の明るく染め直しやすい黒染めもあります。
色落ちも少なく、しっかり染まるのに明るく染め直すことも可能なのは美容院だからこそ。

 

 

明るくできる黒染め

 

明るくできる黒染め

 

注意点

プロ専用の商品は、過酸化水素水6%~3%などダメージに合わせて使い分けています。
美容師が使用するカラー剤のため自分で染めるには2剤%の使い分けが難しいと思います。

 

 

 

自宅で染める

 

できるだけ明るく染め直しやすい黒染めを選ぶべし

 

  • 就活などでしばらく髪の色を変えたくない場合
  • でも、できるだけ明るく戻しやすい黒染めを使いたい場合

 


 

 

 

hoyu独自処方で色落ちの計算がされています。

 

少しでも明るくする予定があるなら、選ぶならホーユーです。

 

 

 

注意点

基本的に美容師は自宅で黒染めはおすすめできません。どうしても仕方がない時のみです。

 

ロングはほぼムラに染まります(それでもやるなら、根元を塗って10分おいてから全体に、毛先に初めから薬がつかないように)

 

 

 

 

短期間だけ染める

 

できるだけ赤みの残らない黒染めを選ぶべし

 

  • ハイトーンカラーの色を落ち着かせたい
  • 2週間だけ暗めにしたい
  • でも、できるだけ赤みの少ない黒染めを使いたい場合

 


 

 

 

美容師が黒染めの色を明るくするときに一番困るのが「黒染めの赤み」

 

ブルーブラックでアッシュ系の黒染めをすることで、暗く感じさせます。

 

 

 

 

 

 

美容師パパの解説

 

 

 

 

できるなら、黒染めスプレーが一番髪にはいい!(めんどうくさいけど。。。)

 

 

 

 

 

まとめ と 美容師パパの「黒染めした髪を自宅で明るく戻す方法」

まとめます。

 

基本的には 白髪染めも黒染めも暗い色を使う点では同じです。
黒染めはブリーチ毛が対象ということは

 

白髪染めより黒染めの方が薬の力が弱い

 

つまり

  • 明るい毛を暗くするのは白髪染めでも可能
  • 白髪を暗く染めるのは黒染め(髪色戻し)では染まらない可能性もあり

 

 

黒染めはブリーチした毛を暗くするために赤みの染料が多く含まれています。

 

ブラウンの色構成は

 

黄色 + 赤 + 青(黒)

 

 

だから自然に暗く見せるためには赤色が必要になります。

 

白髪染めなら赤みがないのかというと、白髪染めも赤みの多いものが多いです。

 

次回に明るく染めたいときや、アッシュ系に染めたいときは注意してください。

 

美容師パパかっこつけ

美容師パパの「ブリーチを使わない明るく戻す方法」

 

 

黒染めをした髪や白髪染めで暗くなりすぎた髪、今までは美容院でもブリーチでしか明るくすることができませんでした。 

 

この方法なら自宅でも少ないリスクで暗く染まった髪を明るく戻すことが可能です。

 

 

自宅でも・自分一人でも」この方法なら明るくできます


 

この状態からスタートです

(クリックで大きくなります)

 

市販の暗い白髪染め(サロンドプロ4ライトブラウン使用

白髪染めを明るく戻す方法の黒染め

 

ブリーチで明るくした髪を暗く染めた場合

白髪染めを明るく戻す方法の毛束

白髪染めを明るく戻す方法の黒染め

 

全体染めを繰り返して明るくなった髪を暗く染めた場合

白髪染めを明るく戻す方法の毛束

白髪染めを明るく戻す方法の黒染め

 

 

ここから暗く染まった色を元に戻していきます

 

白髪染めを明るく戻す方法のカラーリムーバー

 

白髪染めを明るく戻す方法のカラーリムーバー

 

 

1液と2液を混ぜる

白髪染めを明るく戻す方法のカラーリムーバー

1:1の割合で混ぜます。
1液は黄色っぽいりんごのような良い香り
2液は透明の独特な香り(すこし臭いです)

 

どちらも50mlです。液体なので少なく感じますが混ぜると粘性が出てくるので大丈夫。
ショートなら1箱 ロングなら2箱で安心です。

 

 

髪になじませて30分待つ

白髪染めを明るく戻す方法の髪の色

白髪染めを明るく戻す方法の髪の色

 

軽く濡らした髪に塗ります。
自分でやるときは毛先からつけること
その後全体になじませて30分おいて下さい。

 

混ぜた薬は嫌な匂いはしませんが、部屋中が外国っぽい香りになります。(ニオイに敏感な人は注意)

 

 

シャンプーで2回洗って乾かす

白髪染めを明るく戻す方法の髪の色の違い

白髪染めを明るく戻す方法の髪の色の違い

 

素手でもヒリヒリしたりはしませんが手にニオイがしばらく残ります。
髪にもニオイがしばらく残りますが、ほとんど髪が傷むことなく元の髪色に戻すことができます。

 

 

 

 

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